番外編 ページ44
.
ガチャ
扉を開けると
朗らかに笑うAがひょっこり顔を出す。
『おぅ。…早かってんな、解散。』
「お邪魔します。そうなの、あっ、これケーキ！」
『んふ、…ありがと』
「皆は？まだ居る？」
血色の良いAの顔に、
結構酒飲んだな、こいつ。
とか思いながら靴を脱いだり喋ったりするAを
ボーッと上から眺める。
Ｖネックのニットから
若干胸元が見えそうでイラっとしたけど
ん？って顔して俺を見上げてくるから
とりあえず黙っとく。
.
神『あ、初めまして！神宮寺です！』
「初めまして！！」
岸『おう！！A久しぶりぃ！』
クリスマスに男3人で鍋を食ってた時の絵面は
そりゃもう見れたもんじゃ無かったけど
Aが来ると急に変わるね。
なんか、映える。
『A、こっち』
当たり前のようにAを俺の隣に座らせた。
多分もう酒は飲まんやろうから、俺は水を差し出す。
ありがと
と小さく微笑みながらそれを受け取り
Aはゴクッと水を口に含んだ。
神『Aちゃん、お酒弱いんですか？』
「そうなの…ごめんね空気読めなくて」
神と話すAの横顔を見ながら
しれーっと左半分の身体を密着させてみると
Aは何かを察したように
俺の太ももに手を乗せてくる。
『……』
その手に、俺も上から重ねるように触れてみると
今度はギュッと繋いでくる。
指を絡ませたり、手の甲を撫でたり。
机の下で密かに行われるスキンシップ
お前ら早よ帰れ、頼むから…
とか思わず言いそうになった
岸『ちょ、お前ら見せつけんなって！笑』
『フハハハッ、ええやん別に』
神『やだーー！！なんかいやらしぃ〜』
「ふふっ…」
さすがにAの腰に手を回した時は
岸さんと神にバレていじられた。
しゃーない
今、酔ってるから俺。
セーブ出来ひんのよ、許して。
Aの腰に回した俺の手は
上にいったり太ももいったり
お胸ギリギリ下のところを撫でたり
『…んふ、どうしたん？』
「廉くん、くすぐったい。笑」
『んふふ…そぉ？』
いろいろとヤバかった。
『よし！お前ら、食ったな！だいぶな！』
岸『帰れよアピールが凄いね、さっきから廉』
『んは、違うやん！笑』
神『分っかりやすいなぁ〜もぉ〜』
だから結局、圧かけまくって2人を帰らした
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1461人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aimi(プロフ) - ギャーーーーーーーーーーーわーーーーー‼️今回もすごかったです‼️廉くん目線難しかったですよね？私達のためにありがとうございます✨これからも応援してます✨ (2021年11月2日 19時) (
レス) @page42 id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
aimi(プロフ) - 長文すみません、、、 (2021年11月1日 20時) (レス) id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
aimi(プロフ) - すごく面白かったです‼️まとめみたいなのが大好きです❗️廉くんも可愛かった❤️すごく良かったです‼️これからも頑張ってください！応援してます✨ (2021年11月1日 19時) (レス) id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
aimi(プロフ) - 初めまして？小さな世界の感想書くところがなかったのでこちらでいいですか❗️書かせていただきます✨ (2021年11月1日 19時) (レス) id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
ayu(プロフ) - かなさん» かなさん★おーーーまたせ致しましたすいません…( ；∀；)ようやく新作公開しております！是非お暇な時に読んでいただけると幸いです★ (2021年1月31日 2時) (レス) id: 72acefca01 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayu
| 作成日時：2020年11月27日 19時
