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12月に入ると
街の寒さも本格的になる。
「…もう今年も残り1ヶ月かぁ」
『…な。』
仕事終わりに
俺は再びAを飲みに誘った。
今日は、珍しくBARへ。
「……ソフトドリンクとか、ない？」
『んふ、…もう酔ったん？笑』
「…だって、ここのお酒…なんか濃いんだもん」
『………』
いつも酔い始める前に
Aはソフトドリンクへと切り替える。
でも、
『BARでノンアルは無いわ。』
「……」
『なんかあともう一杯頼んだら？』
「…ん〜」
今日の俺は、ちょっと性格が悪かった。
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案の定、
Aはすぐに目がとろんとしてきて
カウンター席
隣に座るAの手に触れても
振り払われる事は無かった。
『…A、いける？』
「……ん、…」
『…店出よか』
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腰に手を回して
ずっと触れたいと思っていたAの身体を
こちらに密着させながら歩く。
「大丈夫、自分で歩けるから…」
『いいから。家まで送るわ』
「……大丈夫」
『…アホ、こんなんで帰られへんやろ』
「…かえれるもん……」
酔っ払ってても
Aのガードは降りてなくて
俺はちょっとムキになる。
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その場でタクシー呼んで
2人で乗り込んだ。
『……おいで』
「大丈夫だってば…」
『…いいから』
強引にAの腕を引っ張って
俺の方へと引き寄せる。
最初は抵抗されていたものの
酔ってて身体が言う事を聞いてくれないのか
徐々に俺に引っ付いて、
そのままAは離れなくなった。
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こっそり顔を覗くと
口が半開きになって寝ている。
Aは、多分もう限界。
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『…A、鍵どこ？…』
「…ん〜…」
『鞄、開けんで？…』
Aの家に着くと
ほとんど言葉も発しなくなって
俺は勝手に鞄から鍵を取り出して
Aの部屋に上がり込んだ。
真っ暗な寝室に入り
なんとかベットにAを運んで
『……』
苦しそうにするから
Aのコートも、脱がせてあげた。
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『…A』
「……」
最悪やろ、俺。
こんな方法で、
近づこうとして。
Aとなると、
俺は余裕がなくなる。
どうしたらいいのかが
分からなくなる。
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aimi(プロフ) - ギャーーーーーーーーーーーわーーーーー‼️今回もすごかったです‼️廉くん目線難しかったですよね？私達のためにありがとうございます✨これからも応援してます✨ (2021年11月2日 19時) (
レス) @page42 id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
aimi(プロフ) - 長文すみません、、、 (2021年11月1日 20時) (レス) id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
aimi(プロフ) - すごく面白かったです‼️まとめみたいなのが大好きです❗️廉くんも可愛かった❤️すごく良かったです‼️これからも頑張ってください！応援してます✨ (2021年11月1日 19時) (レス) id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
aimi(プロフ) - 初めまして？小さな世界の感想書くところがなかったのでこちらでいいですか❗️書かせていただきます✨ (2021年11月1日 19時) (レス) id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
ayu(プロフ) - かなさん» かなさん★おーーーまたせ致しましたすいません…( ；∀；)ようやく新作公開しております！是非お暇な時に読んでいただけると幸いです★ (2021年1月31日 2時) (レス) id: 72acefca01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayu
| 作成日時：2020年11月27日 19時
