File. 198 ページ40
「じゃあ、ごゆっくり…」
そう言ってウェイターは仕事に戻るために藤原の横を通る。
その時は、藤原はウェイターの腕を掴んだ。
「ちょっと待て…」
「な、何ですか?」
ウェイターは少し動揺して藤原に問いかける。
「この絆創膏…」
「…ああ…
さっき、ちょうど火傷しちゃって…」
「ウソだろ…」
「ウ、ウソじゃないですよ…」
「じゃあ、よく見てみろよ…
この絆創膏…」
ウェイターが絆創膏に目をやる。
「(ヤベッ!!)」
「さっき、蘭ちゃんは作業員にあげてたんだよ…
何でアンタが付けてんだ?
それとも…あんたがキッドだってのか?」
「(げっ、バレた…)」
藤原はウェイターの腕を後ろに回して押さえた。
「アタタタ!!」
「白状しねぇともっと痛い目みるぞ?」
ウェイターは「ハハハ…」と笑った。
「…んだよ…」
「白状したらどうする?」
「あ?」
「オレを捕まえて中森警部に差し出すか?」
「それも面白いな…」
「けど、それをして困るのは貴方だ」
「どういうことだ…」
ウェイターは変装をとく。
「……!?
か、快斗…?」
「そう…怪盗キッドの正体は…
オレだよ」
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坂田(プロフ) - 未零 ♪mirei♪さん» ご指摘ありがとうございます! (2022年11月15日 21時) (レス) id: d79ed0583d (このIDを非表示/違反報告)
未零 ♪mirei♪ - 164話、分からなきんだ!、じゃなくて、分からないんだ!です。 (2022年11月15日 20時) (レス) @page5 id: 18a46fedc8 (このIDを非表示/違反報告)
松田(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます! (2022年8月16日 22時) (レス) id: d79ed0583d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 164話、よくあるタイプしじゃなくて、よくあるタイプだしです。 (2022年8月16日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蛍埜 | 作成日時:2022年6月15日 21時