警察学校組のもう一人の同期。【名探偵コナン】《４》

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Youside





「ごめん、ちょっと話してて」




「知り合いでもいた？」





萩にそう聞かれて、さっきの女性について話した。


金髪で、母さんの事をベリーニと呼んでいること。





「ベリーニ…


……っ！？」





「おい、灰原…



どうした？何か知ってんのか？」






哀ちゃんは深刻な顔をしていた。
知り合いだったのか…？







「私が組織にいた時…


ベリーニってコードネームをもつ女性がいたわ…




でも、組織を裏切って殺された…




それに、ベリーニはお酒(ワイン)の名前…」





「…っ！！ まさか…！」





「ええ…



その女性は恐らく…」





コナンと灰原は声を合わせて言った。





「「ベルモット」」



「藤原刑事のお母さんはその組織にいたの？」



「ああ、そうらしいけど…」




てか、哀ちゃん…組織にいた時って…。
まさか…この名探偵と同じで…。





「そういや、7年前、組織の下っ端逮捕したよな？」



「ああ、萩も顔は見てたよな？」





松田と萩の会話を聞いた名探偵と哀ちゃんの顔がより一層強ばった。

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