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「なぁなぁ、連絡先交換しよーぜ」
突然そう言われた私は固まった。
「何で…?」
私が花巻にこう聞くと、少し考えた。
「Aは俺の事どう思ってるからわかんねーけど、俺は友達だと思うから?」
「何で疑問形なのさ」
私が少し笑いながらそう聞き返した。
花巻も笑いながら「わかんね」と返す。
私たちはその場で連絡先を交換した。
もう少しで家に着く…。
今日は母さん居ないし。
父さんはどうせ遅くまで遊び回って帰って来ない。
「あ、ここだから。ありがとね」
「マジ?デカくね?」
「…そう、かな…」
「どした?」
「…何でもない。またね」
「また明日な!」
私は家に入り、花巻も家に向かった。
「ただい…ま…」
何で?何で父さんの靴があるんだよ…。
ん?ハイヒール…?誰か来てる…?
私は靴を脱ぎ、自室に向かう。
その途中、女の声が聞こえてきた。
大声とかじゃない。やっぱり父さんはクズだ。
母さんが居ない日を見計らって女を連れ込んでやる。
私は制服のまま、鞄を持ったまま、また家を出た。
そして、スマホの電源をつけ、電話をした。
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マシュマロ - マッキーがイケメンすぎる。 (2022年7月18日 16時) (レス) @page34 id: 9628aa6cdd (このIDを非表示/違反報告)
蛍埜(プロフ) - (*・_・*)さん» ありがとうございます! (2022年4月12日 22時) (レス) id: d79ed0583d (このIDを非表示/違反報告)
(*・_・*) - 面白い! (2022年4月12日 19時) (レス) @page5 id: 62fa8c9f13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蛍埜 | 作成日時:2022年4月6日 13時