検索窓
今日:6 hit、昨日:22 hit、合計:51,180 hit

喧嘩する程仲が良いってホントに仲良いのか知りたい ページ36





冬も明け、大分暖かくなった。
そんなある日、攘夷志士達に動きがあったとの情報が入ってきた。

私はというと、土方くんの書類仕事を手伝ったり総悟の相手をしている内に、何故か副長補佐まで昇格してしまっていた。


まーた面倒になった。でもまあ、情報屋続けられてるから良いけど。情報屋が本業だからね?こっち(真選組)は副業だからね?



私達は、とある建物内で張り込み行う事となった。

外の様子を伺う土方くん。アイマスクをして寝ている総悟。取り敢えず資料を読み漁る私。何ともまぁ説明のしやすい状況。






『総悟ー、仕事中だぞー。起きなさーい。てか私も寝たーい』



「お前本心ダダ漏れなんだよ。あと、資料読むのは良いが散らかすな。片付けが面倒だろーが」








双眼鏡片手に呆れながら土方くんは言う。

仕事に必要なんだから良いじゃんか、なんて思いながら散らかっている資料を纏め、各依頼ごとに封筒に入れる。これがまた面倒。特に探すのが。今回は3件で、3件分の資料を散らかしてしまった。

資料は各依頼ごとで枚数が違う。写真付きのもある。間違えたら当分情報屋は休業かな。








「おい、そろそろソイツ起こしてくれ」



『土方くんさぁ、私が副長補佐だからこき使ってんの?てか何で私が補佐なの?面倒くさい』



「俺に文句言うな。近藤さんととっつぁんが決めたんだ」



『あ、そう。近藤さんが決めたなら文句言えないや。松平のオジサンは…うん』



「いや何だよそれ。もしやあれだろ。お前とっつぁん苦手だろ。とっつぁんの名前挙げた時めちゃくちゃ嫌な顔してたぞ?目ェ死んでたぞ」



『目死んでるとか何処ぞの銀髪と一緒にして欲しくないね』



「いや何処の何奴だよ」







これでも仲が悪い訳では無い。ほら、アレだよアレ。喧嘩する程仲が良いってヤツ。うん、多分そうだよ。別に土方くん嫌いじゃないから。土方くんはどう思ってんのかよく分からんけど。

ジジイになってもあだ名で呼び合える友達を作れ #1→←よく見ると結構美人だったって事あると思う



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:坂田 | 作成日時:2022年11月21日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。