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「あり?あそこにいるのは…
藤原ちゃんと陣平ちゃん…」
たまたま捜一の部署の前を通りかかった萩原。
目に映ったのは仲良く寝ている藤原と松田の姿。
「(お、陣平ちゃん珍し〜!
藤原ちゃんに抱きついて寝てるじゃんかよ)」
萩原は近くにあった毛布をかけ、部署から出て行った。
______________
J.Matsuda
何でコイツに抱き着いてんだよ…。
寝惚けてたのか…?
俺はコイツの寝顔をジーッと見る。
コレでも三十路近くだもんな。
俺より年下に見えんのに。
「好きな奴って誰だよ…」
俺はボソッと呟いた。
独り言。
______________
「あ"ー疲れたー」
「藤原さん、お疲れ様です」
「美和子ー、ありがとー」
佐藤は藤原にコーヒーを渡す。
「残りも頑張るかー、ヤダけど」
「藤原ちゃん!」
「どうした?萩原」
いつの間にか後ろにいた萩原。
萩原の手にはチケットのような物が2枚。
「これ、貰ったんだけど仕事忙しくてさ〜。
藤原ちゃん休みの時行ってきな!」
「水族館…。
(2枚かぁ…美和子と由美の二人誘えないな)」
藤原はチケットを受け取った。
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松田(プロフ) - まみこさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年9月17日 23時) (レス) id: d79ed0583d (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!これからも応援してます!! (2022年9月17日 22時) (レス) @page12 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:松田 | 作成日時:2022年9月4日 0時