File. 51 ページ11
水族館内を回って数十分。
私達は休憩していた。
松田は一服しに、喫煙室へ行った。
「ねぇねぇお姉さん、今一人だよね?
俺らと一緒に回ろ〜ぜ?」
「男ばっかでさ〜、飽きたんだよね〜」
藤原は数人の男にナンパされた。
「いや、連れがいるので」
「え〜、良いじゃんか!」
「ほら、行こうぜ」
男が藤原の腕に手を伸ばした。
その時、横から手が伸び、男の腕を掴んだ。
「ん、誰?」
「こっちのセリフだ。
俺の連れだ。手ぇ出してんじゃねぇ」
圧をかける松田。
男達は怯んでどこかに行ってしまった。
「ごめん、ありがと」
「いや、別に…」
その時、藤原が言った。
「もうすぐイルミネーション始まるって。見てみる?」
「アンタが行きてぇんなら行くけど」
「じゃあ決まり、行こっか」
藤原は松田の手を引いて、外へ出た。
「(これ以上期待させんなよ…)」
386人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
松田(プロフ) - まみこさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年9月17日 23時) (レス) id: d79ed0583d (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!これからも応援してます!! (2022年9月17日 22時) (レス) @page12 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:松田 | 作成日時:2022年9月4日 0時