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「…終わったぜ」



「じゃあ、後は爆処の奴らに処理頼むか…」





藤原は「連絡すんのも状況話すのもめんどくせ〜」と言いながら萩原の隣に座った。

そして、萩原の頭に手をポンッと乗せた。





「藤原ちゃん、久々に撫でてくれたんじゃね?」




「私の突然の頼みを引き受けてくれて、オマケに爆弾を解体してくれたからな」




「ご褒美っつー訳か」



「そういう事」





その後、爆発物処理班が爆弾を引き取り、警視庁へと戻って行った。





「マジでホントにあの上司はよォ…」




「藤原ちゃん、あの上司苦手だったもんな」





萩原がハハハッと笑いながらそう言った。

「話も説教も長ぇしよォ…」とブツブツ不満を漏らしていた。





「そろそろ戻るか?」




「そうするかぁ…」





藤原と萩原はバイクを停めていた駐車場に向かった。

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作者名:蛍埜 | 作成日時:2022年7月12日 22時

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