三十二話目 ページ32
『.....ここまでくればいいかな』
「どないしたん？」
『後ろからつけられてた感じがしたので....』
なんとか振り切りゾムさんと向き合う
バチっとあの時と同じように目が合う
「あ、う...」
少し頬を染めゾムさんは顔をそらした
『ゾムさん....』
「......なんや？」
『...ごめんなさい』
勢いよく頭を下げてゾムさんに謝る
びっくりしたようにゾムさんが何が？！と聞いてくる
『私が素っ気なくしたから、怒ってるん、ですよね？』
恐る恐るそう聞くと綺麗な黄緑色の瞳と目が合う
「......え？なんのこと？」
『........は？』
本当になんのことか分からないのかはてなマークをそこら中に飛ばして言うゾムさん
『だ、だって、最近、来なかったじゃないですか！』
「ん？あぁ、それな、それはAちゃんの邪魔しちゃあかんって思ったからやで」
さも当然かのように言うゾムさん
え？じ、 じゃあ....
『き、今日来たのは....？』
「メンバーと遊び来ただけやで？」
嘘っ？！？！
ど、どうしよう、私てっきりあの部屋での台詞を聞いてきたのかと.....
『じゃあ、私の...勘違い.....？』
ポツリと口にだすと自分でも分かるくらい顔が熱くなった
「えっ？！どないしたんAちゃん！？なんかあったんか？！」
『あ、い、いやちょっと今見ないでください！』
「なんでや？！.....はっ、まさか好きな人おるんか？！その人見つけたんか？！」
バッバッと周りを見ながら私の肩を掴む
『ち、違います！お願いですから離してください！』
ただでさえ恥ずかしいいのに...！
「ほな、俺のこと呼び捨てでよんでな？」
ボソリと耳元でそう囁かれた
『えっ...』
すっと顔を離すとむっとして
「敬語はずす言うたのに敬語やし、そろそろ俺を呼び捨てがええねん！」
いや、そ、んなことより....耳が....耳が...熱い
どうしよ...ゾムさんの声が耳に残ってる.....
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サイレント(プロフ) - 闇さん» すみません！自分、九州あたりに住んでるので；；多分混ざってると思います、更新頑張ります！ (2019年4月6日 12時) (
レス) id: 9028f5619a (このIDを非表示/違反報告)
闇 - あっ、あと更新頑張ってくださいねー！ (2019年4月6日 3時) (レス) id: fac8d4f81c (このIDを非表示/違反報告)
闇 - 少し博多弁が混ざっているような...？私も関西のことわからないので知りませんが、まちがってたらすみません！ (2019年4月6日 3時) (レス) id: fac8d4f81c (このIDを非表示/違反報告)
サイレント(プロフ) - 凸さん» それはよかったです！頑張ります！！ (2018年12月22日 23時) (レス) id: 9028f5619a (このIDを非表示/違反報告)
凸 - 読んでてとても楽しいです！！頑張ってください！！！ (2018年12月22日 18時) (レス) id: 236f5f6838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サイレント | 作成日時：2018年12月15日 20時
