食堂(NO side) ページ31
次の日、食堂はいつにもまして賑やかだった。
みんな、Aの話で持ち切りなのだ。
「早く来ねえかなー！！」
「木兎さん。取り敢えず落ち着いてご飯食べてください」
赤葦が呆れたように木兎にそう声をかけるが、木兎は「おう！！」と返事をしながらもキョロキョロと周りを見回している。
烏野では、日向が興奮したように田中に話しかけていた。
「俺、芸能人とか会った事ないんですよ！！」
「お！じゃあ日向初芸能人デビューだな！！」
「初芸能人デビューってなんだべ」
菅原がそう突っ込みを入れている横で、月島がじっと窓の外を見ていた。
「ツッキー？」
「月島？」
山口と日向が顔を覗き込むと、月島がはっと顔をあげた。
「何？」
「いや、お前昨日からボーッとしてるよな」
「気のせいデショ」
「いーや！確か撮影が入るって聞いた時からだ！」
「なるほどな！お前も意外とこういうのに興味あるんだな！！」
西谷が話に入ってきたと同時に、武田先生が入ってきた。
「Aさんが到着したみたいなので、全員席着いて下さい」
武田先生は全員が席に着いたのを確認した後、後ろを振り返った。
「じゃあ、どうぞ入って下さい」
その声に合わせて、Aが姿を現した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 793人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水素(プロフ) - ほんとに面白いです！更新頑張ってください (2017年6月24日 15時) (
レス) id: 13d0baa70d (このIDを非表示/違反報告)
巳早(プロフ) - 腐女子さん» コメントありがとうございます！返信遅れてしまって申し訳ないです……(´･ω･`;)これからまた更新を再開しますので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです(*´ω｀*) (2017年1月26日 11時) (レス) id: d8700accd2 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - 更新がんばって下さい！応援してます (2016年9月25日 12時) (レス) id: 51f718460a (このIDを非表示/違反報告)
巳早(プロフ) - ｍｉｋｉ☆さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けるとホントに嬉しいです！！更新遅いですが、ぜひ最後までお付き合い下さい！ (2016年9月14日 18時) (レス) id: 0e9450253c (このIDを非表示/違反報告)
巳早(プロフ) - 莉莉子さん» コメントありがとうございます！更新遅いですが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです(*´ω｀*) (2016年9月14日 18時) (レス) id: 0e9450253c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
