9話 ページ10
『あ！まさか冴子さん呼ぶの！？』
「そうっす」
冴子さんは田中のお姉さん。
私は何かと仲がいいんだよね。
とその時、日向の携帯がなった。
「研磨からだ！！」
日向がメールを読み始める。
「日向、東京来るんでしょ？待ってる。
後、Aに伝えといて欲しいんだけど、
“リエーフって人がAの事話したら会いたいって言って煩いから、遅れて来て”
って言っといて」
そして私はある考えが脳裏に浮かんだ。
『じゃあさ、日向達と一緒に行くわ。冴子さんにも会いたいし』
「おう、頼んだ」
「あのー……。なんで会いたいって煩いのに、遅れて行くんですか？」
仁花ちゃんが恐る恐る手を上げた。
『ああ。最初に私が居なかったら、“今回は来なかったんだな”って思えるでしょ？』
「え、でも遅れて行ったら……」
『私が最初から居たら、たぶん練習出来ないと思うよ。
梟谷の木兎と赤葦とかも知り合いだし、練習どころじゃなくなると思う』
「ま、Aの所に人が殺到して、練習試合じゃなくて、A講座になっちまうって事だ」
仁花ちゃんは「なるほど」と言って頷いた。
「でも、試合を始めると止まらなくなる人達だから、Aが着いた時にはもう試合をやってる状態にするの。
それで、その後も試合に打ち込むように注意するのが私達の仕事」
潔ちゃんが仁花ちゃんに丁寧に教えている。
『ま、そう言う事！じゃあ練習始めようよ、キャプテン』
「ああ。そうだな」
それから練習して、明日の朝出発する組と、その後出発する組(日向、飛雄、私)の集合時間を確認して、練習は終わった。
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牛若推し - 私この話好きっす夢主ちゃんかっこいい (2021年7月23日 17時) (
レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
巳早(プロフ) - SBBさん» うん！！ (2015年12月11日 22時) (レス) id: 4868fc20fd (このIDを非表示/違反報告)
SBB - 巳早さん» また、私のとこでお話しようね！ (2015年12月11日 20時) (レス) id: aafe6fb224 (このIDを非表示/違反報告)
巳早(プロフ) - SBBさん» えーちゃん！！久しぶり！会いたかったよ〜｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ありがとう！！うん、頑張ろうね！！ (2015年12月11日 17時) (レス) id: 4868fc20fd (このIDを非表示/違反報告)
SBB - お久しぶり、みーちゃん！！......私の事、覚えてる？よね？めっちゃ面白いね！互いに受験勉強頑張ろう！ (2015年12月11日 16時) (レス) id: aafe6fb224 (このIDを非表示/違反報告)
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