94話 ページ46
主「エリカさん…。」
エ「ねえ、これはどういうことかしら？」
主「あ、いや、その…」
気づけば私は周りにいた女子に囲まれていた。
知らない人が多い。
だけど、共通していることはわかった。
みんなきっと…アルスのファンなんだろうな…
あぁ…またこれか。
中学生の頃もこんなことがあったな。
これで…たくさん罵声を浴びせられたんだっけ。
私はきっとまた…いじめられるんだ。
エ「どういうことなのよ！」
主「・・・。」
エ「あんたのせいで…あたしは…」
主「・・・。」
エ「なんで黙ってんのよ！」
なにも言えない。文化祭当日、奏君と行動してたのは彼女のエリカさんじゃなくて私だということは紛れもない事実。
エリカさんは納得いかないのは当たり前のことだろう。
顔もあげれない。足も動かない。
ただただ感じる周りからの嫉妬や恨みの視線に耐えているだけだった。
中学生の頃なら言い返すだけの勇気はあった。
けど、充実しすぎた日々を送りすぎてしまった。
…私ってこんなに弱くなっちゃったんだ。
誰かが守ってくれるから…ってそうやって人に甘えすぎていたんだ。
こんなに自分が情けないって思ったのはいつぶりだろうな…。
奏君…。
_____A、聞こえるか？
___…？な…に？だれ？
_____コンスタンティンだど。
___コンちゃん…？
_____今、Aの心に話を伝達しているど。
テレパシーってやつか？
___て、テレパシー⁈
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花音(プロフ) - 莉亜さん» 本当ですか！？ありがとうございます！嬉しいです(^^)頑張りますね！ (2014年9月1日 1時) (
レス) id: 7c33ec7f1a (このIDを非表示/違反報告)
莉亜 - 毎回楽しみにしてマスッ(・▽・)！ (2014年8月31日 21時) (レス) id: ca275b5078 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - まあやさん» はいっ＼(^o^)／ (2014年8月31日 1時) (レス) id: 7c33ec7f1a (このIDを非表示/違反報告)
まあや(プロフ) - がんばっちゃってくださいねっ! (2014年8月30日 4時) (レス) id: 9bf4e59544 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - まあやさん» コメありがとうございます！！頑張ります、頑張っちゃいます！ (2014年8月25日 1時) (レス) id: 7c33ec7f1a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花音 | 作成日時：2014年7月30日 17時
