2.5次元のキセキ。泉奏2 (ページ39)

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87話エリカside ページ39

今日は文化祭よ！

奏様とまわりたいわ♡

奏様はー？っと…あ、いた！

エ「おーい♡奏さm…。」

なんで、なんでよ。

奏様の隣にはアルスマグナの新メンバーのあの子。

名前は…日向、日向A。

どうして、どうして奏様のところにいるの？

どうして、奏様は微笑んでいるの？

どうして、一緒に歩いているの？

私には笑顔を見せてくれないくせに。

私だって一緒に行動したかったのに。

だって彼女だよ？あたしは奏様の彼女だよ？

それなのに奏様は彼女じゃないあの女と行動するっていうの？

…許さない。

そんな2人にはお仕置きが必要よね？

奏様は渡さないわよ。

エ「レイ。ちょっとお願いがあるんだけど。」

彼女は私と同じく2-Bの滝本レイ。

レ「なによ？あんたまさかまた面倒くさいこと考えてんじゃないでしょうね？そうだったらあたしやらないわよ？」

エ「いちいちうるさいわね。大丈夫よ。今回は楽な仕事だから。」

今回は…ということは前回がある。

前回あたしが起こした事件…

アルスマグナの部室侵入。

先生と奏様の後をつけたのは私だけど、その見張りはレイにやってもらったわ。

レ「楽な仕事…？何よ。」

エ「そうねぇ…あの2人を尾行してこのカメラで写真を撮って欲しいのよ。」

レ「あの2人って…？まさか奏様と…あの女は誰よ？」

エ「2-Aの日向A。あの子…絶対奏様のこと狙ってるわ。」

レ「あらあら…そんなんじゃ作戦が失敗しちゃうでしょ？」

エ「そうよ。だから2人に少し…お仕置きしてやろうと思って。」

レ「はぁ…あんたってほんと怖い女ね。面倒くさいけど、しゃーないわ。やってあげるわよ。」

エ「ありがとレイ。バレないようにね？」

レ「そっちこそ。」

さてと…尾行開始ね。