2.5次元のキセキ。泉奏2 (ページ21)

今日:18 hit、昨日:1 hit、合計:30,161 hit

69話アキラside ページ21

泉の部屋に行った次の日。

しおりの綴じ込み役に泉とAが指名された。

先生ナイスじゃん⁉︎

さあ、ちゃんと仲直りして告れたかなー？

でも…泉が告ったら…両想いってわかっちまうんだよな。

応援するって決めたのに…

俺…まだAのこと…

ってなに考えてんだ！なに嫉妬してんだ！

ア「だああああああああああああ！」

先「⁉︎ ど、どうしたアキラ！」

クラス全員が驚き、アキラに目を向ける。

あ！化学の授業中じゃん！

ア「ごめん、先生。なんでもねー」

先「そ、そうか。寝すぎるなよ？」

ア「今日は寝てねーわ！」

何やってんだよ俺…

おし、もう授業も終わりの時間だし、1番に教室入って2人の様子でも見るか！

キーンコーンカーンコーン。

授業の終わりを告げるチャイムだ。

先「はい、今日の授業は終わりー。解散！」

そして、誰よりも早く化学室を出て、教室に向かう。

教室につき、ドアについている窓の所から覗いて様子を伺う。

2人が喋っている。

仲直りできたんだな…。

告白は…したのか？

見ていると、Aの顔が真っ赤になって泉に何かを言った。

聞こえねーけど…

これは…告ったな。

そう思い、ドアを開けた。

ガラガラガラガラ！

ア「おーす！2人とも！おつかれ！」

主「ありがと！」

奏「アキラ…もっと静かにドアを開けてくださいよ。」

ア「すまんすまんって！」

ぜってー告ったなこれは。

Aの顔は赤いし、泉は表情が…穏やかだし…ニコニコしてやがる。

はぁー。やっぱり泉にはかなわねーな！

改めて思ったわ。

ア「泉ー！昼食いに行こーぜー！」

奏「はい。行きましょう。」

頑張れよ。泉。