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貴『景さん!』
景「あ、戻ってきた。」
ア「来たってことは始まるんだな。」
貴『うん。絶対死なせないんだから!』
貴『あ、始まった。場所がわかったんだ···』
景「ここからだね。」
どんどんダメになっていく観覧車···私にもっと力があれば···
景「Aちゃん!大丈夫?無理しないで··」
貴『大丈夫だよ。集中しなくちゃ!』
貴『あ、乱射が止まった···探しに行くよ2人とも!』
景「うん。」
ア「わかった。」
どこ···何処にいるのキュラソー!
景「あ、あれ!」
貴『居た!』
キュラソー···まじかに見ても痛そう···
キ「貴方は、子供たちといた···」
貴『やっぱり無茶するのね。貴方は···』
ガタッ
貴『あ、危ない!急がないと···』
キ「子供たちを助けなきゃ……」
貴『何処に行くの?』
キュラソーが指さす先にはショベルカーが···
貴『キュラソー。あなたは死んでは行けない』
キ「えっ?」
貴『子供たちを守りたいでしょ?なら生きなさい!』
キ「!」
貴『死んでたんじゃ子供たちがお礼言えないでしょ!それにあそこのショベルカーには遠隔操作する装置が付いてる。アイリッシュお願い。』
ア「わかった。」
キ「えっ?アイリッシュ?死んだはずじゃ···」
貴『その説明も後でゆっくりするから···』
アイリッシュが操作するショベルカーが観覧車に突っ込んでいく
グシャ
貴『終わった···景さん。』
景「うん。」
景さんと二人で偽装死体とイルカのキーホルダーをショベルカーの近くに持っていく···
貴『せーの!』
さすがに近寄ったら火傷するからなげいれる。
貴『これが子供たちとの思い出···』
そう言いながら投げるイルカは少し寂しそうに見えた。
貴『キュラソー、これでキュラソーという名前のあなたは死んだわ。これからは違う貴方で生きなさい。』
キ「ひとつ聞いてもいい?」
貴『何?』
キ「なんでイルカのキーホルダーを?」
貴『なんでって子供たちとの思い出でしょ?』
キ「!」
貴『あれは偽物···でも燃えてしまったら分からない。私はそのイルカをあなたに持っといて欲しかったから偽物を燃やしただけに過ぎないの。』
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月花(プロフ) - 理人さん» 読んでくれてありがとうございます。私自身も救済大好きで、助けたいって思いから書き始めました。更新はかなり遅くなりますが、待ってくれるとありがたいです (2020年7月14日 4時) (レス) id: 1e53986597 (このIDを非表示/違反報告)
理人 - コメント失礼します。最初からすごくおもしろくて、自分が救済ルート大好きなのでずっと読んでいられます。更新楽しみです。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 1b1cdfc4cd (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - rukaさん» 読んでくれてありがとうございます!結構亀更新になるとおもいます。 (2020年5月17日 19時) (レス) id: 1e53986597 (このIDを非表示/違反報告)
ruka(プロフ) - はじめまして!本当に本当に面白くて一気に読んでました!続編も楽しみにしています。夢小説をありがとうございます! (2020年5月17日 17時) (レス) id: cfa6e064ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月花 | 作成日時:2020年5月17日 2時