アメジスト 1 ページ4
玉田マタロウは、ごく普通の男の子。
顔の半分はあるんじゃないかぐらいの大きなメガネと、てっぺんが玉ねぎみたいな頭が特徴だ。
マタロウが4歳の頃、夏休みに田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家に遊びに行った時のことだった。
ー夜ー
テレビを見ていると画面中のヒーローが、カッコよくポーズを決めて言った。
ヒ「全宇宙の悪は俺が打つ！宇宙英雄シャイニングボーイ！俺は宇宙のヒーローだ！」
その言葉を聞いたマタロウは、目を輝かせた。そして決意する。
マ「宇宙一のヒーロー、僕もなりたい！」
ー9年後ー
桜並木をマタロウは1人進んでいく。
マ(僕の名は玉田マタロウ。なんの取り柄もなく育ち、ヒーローのように人から頼られることもなく今まで生きてきた–––––。
でも、今日から始まる中学校生活で、僕の人生は変わる・・・気がする・・・‼なぜなら、日本一と名高いエリート校に、入学できたんだから‼)
マタロウはエリート校・・・Y学園の丸いアーチ型のような校門に立った。
見上げると、Yの校舎が門の上で神々しく輝いている。
マ(いつも運任せな僕だけど、この学校で変わるかもしれない！)
マタロウは力強くうなづき、門を潜ろうとした時ー
はるか上空に月のような大きな物体が現れた。
マ「⁉」
だが、それは月ではなく、『隕石』。
マ「なんだ⁉」
あまりのことに、マタロウはカバンを落とした。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
赤黒い炎を出し、学園に向かって落ちてくる。
このままでは学園が・・・・・・。
マタロウは恐怖で目をつぶり、頭を振った。
だが、いつまでたっても衝撃がこない。
マタロウは顔を上げ辺りを見回した。
周りの人はマタロウを見て笑っている。マタロウは上空を見たまま固まった。何故なら『隕石』が跡形もなく無くなっていたのだ。
マ(え‼どこ行った⁉)
マタロウは頭を抱える。
マ(こういうのはもともとあった。不思議な現象を見た後、必ず自分に降りかかってしまう。しかし、今回のはたまたまだ！)
『隕石』が振ってくるなんて、そんな危ないことあるわけない。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーY学園
ワイルドボーイ
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水無月梅雨 - ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年6月21日 14時) (
レス) id: 8fbbe760ff (このIDを非表示/違反報告)
さやクマ(プロフ) - 設定サイコーです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年6月21日 13時) (レス) id: ae4e9d51ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月梅雨 | 作成日時：2020年6月21日 10時
