妖力使いは今日も行く！【妖怪学園y 猫はHEROになれるか】

アメジスト 20 ページ25

ジンペイの手の中には、一枚一枚絵柄が違っていて、『召喚メダル』、『変身メダル』、『コマンドメダル』×3だ。

Aの手の中にも同じようにあった。

ジ「メダルがいっぱい‼」

ジンペイは驚いて目を見開く。

え「貴方に心を開いた音量の力がメダルになったのよ。YSPウォッチは、霊的な力を『メダルメディア』に焼き込んで、それを再生することができるの。つまり、ウォッチにメダルを入れれば、いろんな妖怪パワーを操ることができるのよ！」

長文ご苦労様です。

「いろいろ説明がぁ(困惑」

え「それに貴方のウォッチを見てみなさい」

Aは言われた通りに、自分のウォッチを見た。

「あれ？2時の所に紫色の石？」

文字盤とともに、紫色の石がそこにあった。

え「それは、特定の妖怪と契約すると、一個ずつ増えていく仕組みなの。全部揃った時は…お楽しみね」

ジ「うーん……意味わかんねぇ」

ジンペイは難しい顔で、メダルを見た。

え「まぁ、使い方は、おいおい本番で教えるわ」

コ「本番？」

コマくんの問いに、えんら先生は、やたらとセクシ〜に体くねらせ、ポーズをキメる。

え「そう！これから貴方達には、学園に蔓延する暴力を撲滅してもらいます！」

「えっ⁉」

え「そこの後ろに聞いている貴方も……」

マ「‼!」

えんら先生は実を言うと、初めからマタロウの存在に気づいていたのだ。

え「……この秘密を知った以上、手伝ってもらいますよ！」

マ「えぇ〜っ‼(まぁ、Aちゃんもいるし、いっか‼)」

こうして、ジンペイ、コマくん、A、マタロウはえんら先生から出された試練を挑むことになった。

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