アメジスト 12 ページ16
途中でコマとも合流し、4人は、学園シティ内にあるファストフード店に寄ることにした。ジンペイは口を大きく開けて、ハンバーガーにかぶりつく。
コ「学園情報サイト『Yペディア』によると、ここのハンバーガーがおいしいらしいんですよ」
「う〜ん、おいし〜い(*^ω^*)」
ジ・コ・マ(((可愛い・・・・・・//////)))
Aとコマは美味しそうにモグモグしている。だけど、マタロウは目の前のハンバーガーに全然手をつけていない。
「マタロウ君?食べないの?」
マ「なんか・・・食欲がないよぉ・・・・・・」
Aの質問に、マタロウは元気なく答える。デカ化け猫らのせいで美味しいハンバーガーも喉を通らないのだ。そして、ぼんやりと窓の外を見ていると、表通りを美しい女性が通り過ぎて行った。
マ「あっ、あれ・・・・・・」
ジ・コ「「うん?」」
3人もマタロウの視線の先を追う。窓の外を、お尻フリフリのモデルウォークで歩いていく女の先生が見える。トゥルントゥルンの唇にプルンプルンの胸、長い髪をなびかせ、ゆるく羽織った白衣からは白い肩をのぞかせている。
ジ「おおっ!お色気ムンムンッ‼」
ジンペイは目をハートにして先生に見とれ、口からハンバーガーをこぼしている。
コ「あれは、学園1の美女、保健のえんら先生ですね」
情報通のコマが言う。
「綺麗なひと・・・・・・///」
Aでも、見とれてしまった。
保健のえんら先生は、学園中の男子をとりこにしえいる、まさにマドンナだ。4人して先生の姿に見とれていると、いきなり例のデカ化け猫らが現れて、表通りにズン!と着地した。
バ「ニャー」
セ「(=^x^=)」
4人『‼!』
デカ化け猫は前足を地面について、獲物を見るような目でえんら先生を鋭い目で狙っているが、先生は気づいていない。そして、先生が角を曲がると、デカ化け猫らはダーッと走って追いかけて行った。
マ「アイツ‼今度は先生に⁉」
マタロウは、思わずガバッと立ち上がった。4人は、ファストフード店を出て、急いでデカ化け猫らの後を追いかけた。すると、人気のない路地裏から、先生のセクシーな悲鳴が聞こえてきた。
え「ああ〜〜〜〜〜〜ん・・・・・・そこはダメェ〜」
声のする方に駆けつけると、えんら先生は建物に寄りかかるように倒れていた。その横で、デカ化け猫らが嬉しそうに先生の足にスリスリ・・・ではなく、先生のバッグに付いているファーのキーホルダーに頬ずりしている。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキーY学園
ワイルドボーイ
16人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水無月梅雨 - ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年6月21日 14時) (レス) id: 8fbbe760ff (このIDを非表示/違反報告)
さやクマ(プロフ) - 設定サイコーです!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年6月21日 13時) (レス) id: ae4e9d51ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水無月梅雨 | 作成日時:2020年6月21日 10時