時給いくらで買えますか？【禪院甚爾】

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Aside








A ｢ここって、、｣






電車に揺られて数分、




目的地に到着したわけだが、、







甚爾 ｢見りゃわかるだろ｣








A ｢競馬場、、｣








何驚いてんだよ、とずんずん進んでいくヒモ男







A ｢え、あなた毎日こんな所に来てるんですか！？｣






この前競馬に行ってたのは知ってるけど


通っているとは思わなかった、






甚爾 ｢毎日は来てねぇよ、そもそもレースは土日だけだ｣






確かに、あの日も土曜日だったけども、、





けども、！！






A ｢お金賭けるんですか、？｣







甚爾 ｢当たり前だろ、ここで金を増やすんだよ｣







えぇ、、




ギャンブルなんて、そんな、、




ここまで来たんだから行くしかないけど、




お金を賭けるなんて、どこか悪い事をしてるような気がしてならない、、



















着々と馬券を買うヒモ男






どうやら紙に何かを書いて機会に入れて買うらしい



よく分からないものだらけで傍観していると







甚爾 ｢お前は？｣






買わないのか、と聞いてくる






A ｢買いませんよ、よく分からないですし、、なんか怖いし、｣






周りにいるのはおじさんばかり



女の人も同じぐらいの歳の人も見当たらない







甚爾 ｢20歳だろ？買えるんだから買っとけよ｣






よくそんなに軽々しく言えるものだ



毎日必死に稼いだお金を賭けるなんて、、
















とはいえ、少しだけ気になるのも事実、、



だって、勝てば賭けたお金が倍になって返ってくるわけだし、、






A ｢、、、買い方教えてください｣







割と迷ったが、


少額なら大丈夫だろうと考え買うことにした



















A ｢な、なるほど、、｣






ヒモ男に色々と教えて貰った訳ですが、、







甚爾 ｢分かってるか？｣







A ｢全然分かりません、あなた説明するの下手ですね｣






単純なものかと思っていたのに全くそんな事は無くて







甚爾 ｢お前の理解力が足りないんだろ｣








A ｢そんな事無いです、理解力には自信ありますし頭良いですよ私、大学良いとこだし｣







甚爾 ｢はいはい｣







さて、どうしたものか、、

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