それでも空は 3 【夏油傑】【五条悟】

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Aside







都立呪術高専 筵山麓

15：00 天内理子の賞金取り下げから４時間後










夏油 ｢皆お疲れ様、高専の結界内だ｣






A ｢やっとついたぁ、｣






長い長い階段を登って高専の結界をくぐった






天内 ｢これで一安心じゃな！｣





黒井 ｢、、ですね！｣






理子も暑そうに汗を拭っている






五条 ｢、、、｣






これで長かった護衛任務も終了という訳だ




よく頑張ったと、両膝に手を着く






夏油 ｢悟、お疲れ様｣





そう声をかける傑



この任務、MVPは間違いなく悟だ






A ｢ほんとお疲れ！｣






高専という安全圏に入ったことから安堵の笑みがこぼれる






五条 ｢二度とごめんだ、ガキのお守りは｣





そっぽを向きながら言った悟



それと同時に3日ぶりに術式を解いた





天内 ｢お？｣





悟に対して挑発するかのような顔をうかべる理子





それにしても長かったな、と気の抜けた会話をしようとした時



















トスッ



















A ｢ぇ、、｣








悟の胸から凶器が突き出た






五条 ｢アンタ、、どっかで会ったか、？｣







｢気にすんな、俺も苦手だ、男の名前(・・・・)覚えんのは｣













は、





誰よアンタ







ここは高専の結界内



なんで入ってるのよ






気配なんてこれっぽっちも無かったのに、












襲撃だ






傑の呪霊が襲撃者を丸飲みにした






急いで百々愛を振りかざして理子と黒井さんの前に立ち塞がる






理子かかった賞金の期限は数時間前に切れている



それなのになぜ、









夏油 ｢悟！｣








たった数秒の出来事に理解が追いつかなかった

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