それでも空は 3 【夏油傑】【五条悟】

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家入side





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家入 ｢ぶっちゃけさー五条の事どう思ってんの？｣






A ｢悟の事？どうって言われてもねぇ｣






家入 ｢やっぱ好きだったりする？｣






A ｢いやぁ好きとかよく分からないんだよね、でも強いて言うなら、いっつも隣に居てくれて安心する人って感じかな｣





家入 ｢安心？｣






A ｢そう安心、家で嫌な事があった時いつも助けてくれたから、あと悟は私の事なんでも知ってるしね｣






家入 ｢ふーん、じゃあ夏油は？｣






A ｢そんなに興味津々でどうしたの？｣






家入 ｢女子会でテンション上がってるだけ、それで夏油は？｣






A ｢傑はね、色んな事を教えてくれて、大人で、私を理解してる人かな｣






家入 ｢“理解する”と“知ってる”ねぇ、同じじゃね？｣






A ｢全然違うよ、“理解する”のと“知ってる”のは｣





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夏油はAの事が好きだ





気づいてないのは経験の少ないボンボンの2人だけ





Aと五条の未来が決まっていると知って尚夏油はその感情を抱いてる





Aにとっては許婿の五条もそうでない夏油も同じく大事な人





もし何かが起こってAがどちらかとそういう関係になったら





もう、4人で馬鹿やってた頃には戻れない、、










夏油はともかく、まだ自覚の無い五条はこのまま何もしないで欲しい



そう願ったのに









五条 ｢好きだけど？｣






自覚無いんじゃなかったのかよ、






灰原 ｢、、じゃあ、いいんですか？夏油さん、、｣






灰原の言いたい事が何となくわかった






五条 ｢傑が何か問題あんのかよ？｣






灰原 ｢だって、夏油さんは







｢夏油さんはAさんを好きだからいつか取られちゃいますよ｣

こんな感じの事を言うつもりだったのかな



でも







七海 ｢灰原、無粋ですよ｣






七海がそれを制した







五条 ｢なんだよ、別にいいだろ傑と居ればAは大丈夫だろ｣


















この関係が、





私たち4人の関係が崩れていくのを





誰かのせいにできるなら恨む場所ができて少し楽になるんだろうけど、






純粋な気持ちのぶつけ合いで、誰も悪くない





その事がいっそう私の心を締め付ける

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