それでも空は 3 【夏油傑】【五条悟】 (ページ5)

今日:50 hit、昨日:34 hit、合計:48,715 hit

99 ページ5

Aside

凶器のナイフは回収

オバサンは酔って風呂で転んで頭を打った

という事にしてフロントに報告

そのまま緊急搬送された

A ｢痛、｣

切り傷はまだしも、左腕の怪我は痛いな

部屋で手当しようとタオルで押さえる

あれ、さっきまでここに居たのに、

先程までここにいた黒井さんが見当たらない

その代わりに

夏油｢A｣

傑だ

A ｢あれ、この辺りに黒井さんいなかった？｣

夏油｢黒井さんには部屋に戻ってもらったよ｣

その方が理子も安心するか、

1人で納得しながら傑の方へと向かう

夏油｢それより無事かい？｣

少しだけ迷って

A ｢うーん、、無事かな、？｣

左腕を押さえているタオルを少しだけずらしながらそう言った

夏油｢なっ、無事じゃないだろうその傷！｣

急に大きな声を出すものだから慌てて傑の口に手を伸ばす

A ｢ちょっと、そんな大声出さないでよ、これフロント人に隠すの必死だったんだから！｣

夏油｢すまない、｣

二言目はちゃんと小さな声になった傑

A ｢説明は後でちゃんとするから、早く部屋行こ｣

夏油｢そうだね、早く手当もした方がいい｣

過保護だなぁと思いながら部屋へと急いだ

ガチャ、

スペアキーで部屋のドアを開けると

意外な人物が出迎えてくれた

天内｢お前！大丈夫なのか、！？｣

A ｢びっくりした、｣

理子が凝視しているのは私の左腕

ああそっか、理子は目の前で見てたもんね

A ｢なんでそんなに大袈裟なのよ、大丈夫だって｣

傷口は見せずによゆーと言いながら左腕を動かす

天内｢ほんとに、大丈夫なんじゃな、！｣

良かったと言わんばかりの顔

後ろに見える黒井さんも安堵の表情だ

A ｢ほら黒井さんと明日行く所決めておいでよ｣

2人を部屋の奥へと促した

それと入れ替えにこちらに向かって来るのは悟

五条｢大丈夫か、お前｣

A ｢大丈夫じゃないけど大丈夫だよ｣

五条｢どっちだよ｣

夏油｢左腕に大きめの外傷、早く処置した方がいい｣

隠そうとしたのに後ろから大きな暴露をされてしまった