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Aside
家入 「ここに来るまでに破壊された建物と大量の血痕があった、、けど五条は居なかったよ」
あいつが悟の遺体を持っていく利はないはず
つまり悟はまだ生きている、かもしれない
そう頭の中に1つの希望が浮かんだ
A 「そっか、じゃあ傑の事お願いね」
起き上がってしっかりした足取りで出口に向かう
家入 「ちょっと、どこ行くの?」
A 「悟のとこ」
家入 「五条がどこにいるかわかってんの?」
A 「大丈夫」
受け答えのなっていない返事を残して薨星宮を後にした
家入 「A、、なんだよね、?、、呪具も忘れて行ってるけど、」
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地上に上がると酷いもので
破壊されまくった建物、
そこら中にいる蝿頭、
大量の血痕、
硝子の言った通り悟は居ない
どこに行ったのだろうか、
悟の残穢を頼りに高専を出た
人で賑わっている通りを走ると
やたらと視線を感じる
ふと自分の姿を見ると、
ボロボロに裂かれた上着、シャツには赤い模様が多数
ストッキングも破れ放題
そりゃ見ちゃうよな
でも不思議な事にそんな視線を感じても不快さや羞恥を感じなかった
なんかどうでもいいな
もはや清々しい気分で
体が異様に軽い
浮遊感ってやつ?
信号を無視して轢かれかけても、
びっくりしたとか申し訳ないとか
特に何も感じなくて
これだけ走っているのに息が上がってこない
さっきまで考えてた事が全て頭から抜けて
至極心地いい気分になってる
でも、あれ、、
なんでこんなに悟の残穢を辿れるんだろう
悟の呪力量バグってんのかな
これヤバいのかな
なんかずっとふわふわする
これが最高にハイってやつなのかな
謎の脱力感を感じながら悟の残穢を追い続けた
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きゃりー(プロフ) - 若葉さん» 日課にまでして頂けるなんて、!!嬉しい限りです😭😭 (10月4日 21時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 続編も楽しみです!更新される度にすごく嬉しくて毎朝電車で読むのが日課です✨1日頑張るパワーになってます!青春×切なさ最強すぎます(;_;) (10月2日 23時) (レス) @page50 id: 07621e18e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - きゃりーさん» 本当です! (8月31日 16時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - ゆかりさん» 頑張れ五条!!って感じですねぇ (8月31日 13時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 寧ろ悟に押し倒して欲しいくらい (8月30日 16時) (レス) @page34 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃりー | 作成日時:2023年8月16日 12時