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Aside
「話の続きだ、俺は物を格納できる呪霊を飼っててな、呪具はそっちに入れて持ち歩いてる、皆まで言うなそれじゃ今度は呪霊の呪力で透明じゃなくなっちなうってんだろ」
お゛ぇ゛、とそいつの口から出された小さな塊
それが大きくなってしゅるると体に巻き付いた
体内で呪霊を飼うなんてイかれてるでしょ、
お互いに一定の距離を保ったまま話は続く
「呪霊に自らの体を格納させてサイズをおとす、それを俺の腹の中にしまう、透明人間は臓物まで透明だろ?これで俺はあらゆる呪具を携帯したまま結界を素通りできる」
呪力0の透明人間、
思いあたる節が1つ
「はじめに呪具を使用しなかったのはそういうことだ、六眼相手の奇襲は透明なままじゃねぇと意味ないからな、星蔣体を先に殺ってもよかったんだが六眼の視界に入るのはリスクが
夏油 「もういい天与呪縛だろ?術師と同様に情報の開示が能力の底上げになることは知っている私が聞きたいのはそこじゃない、何故薨星宮へ続く扉がわかった、私たちは毛ほども残穢を残さなかった」
傑は一方的な会話を断ち切った
「人間が残す痕跡は残穢だけじゃねぇ、臭跡足跡五感も呪縛で底上げされてんだよ」
呪力が0の代わりに人間離れした肉体を与えられたというわけか
A 「昇降機の前に女性が一人いたハズだけど」
ここに来たなら昇降機に乗ったのは確実
その前にいた黒井さんは、、、
「ん?あぁあのメイドか多分死んでる、生かす気も殺す気もなかったけどな運よきゃ生きてんじゃね?」
なんでそんな事が言えるんだ、
なんでそんな態度でいられるんだ、
この男の存在が腹立たしくて仕方ない
ああーほんと、
死んでくれ
夏油 「そうかやはりオマエは、死ね」
口には出さなかった私に対し殺意満点で言い放った傑
それを合図に傑の虹龍が再び前に出る
遅れまいと私も足を動かした
突っ込んでいく虹龍の背に乗る
奴との距離はそれほど離れていない
加えてまだ突っ立ったまま
虹龍を避けた隙を突てやろう、と筋道を立てたその時
ビギィィィィィィィ、!!
虹龍を引き裂きやがった!!
ガキィン、!!
すんでの所で百々愛を変形させ、奴の攻撃を受け止める
ギチギチと刃物が擦りあう音がする
「いい
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きゃりー(プロフ) - 若葉さん» 日課にまでして頂けるなんて、!!嬉しい限りです😭😭 (10月4日 21時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 続編も楽しみです!更新される度にすごく嬉しくて毎朝電車で読むのが日課です✨1日頑張るパワーになってます!青春×切なさ最強すぎます(;_;) (10月2日 23時) (レス) @page50 id: 07621e18e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - きゃりーさん» 本当です! (8月31日 16時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - ゆかりさん» 頑張れ五条!!って感じですねぇ (8月31日 13時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 寧ろ悟に押し倒して欲しいくらい (8月30日 16時) (レス) @page34 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃりー | 作成日時:2023年8月16日 12時