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Aside
どうするってそんなの、
A 「追いかけるに決まってるでしょ、獏の呪力なら分かるし今なら私の足でも、、
五条 「そういうんじゃねぇって」
A 「どういうこと、」
五条 「さっきまでそこで死にかけてたお前が行って何か出来んのかよ」
キッパリ言われたその言葉が突き刺さった
どこか冷たい言い方で、無表情、
怒ってる、?
A 「そんな言い方しなくても、」
五条 「事実だろ」
間髪入れずに返される
そうだよ、事実だよ
私はあいつに敵わなかった
でも、私が行かなきゃダメでしょ、
だって、私の責任じゃん、
五条 「次死にかけたらどーすんだよ」
その時は死ぬんだよ
どうにもできないんだよ
自分の無力さと責任に潰されそうになる
それでも私は行く、そう言い返そうとしたとき、
私より先に悟が口を開いた
五条 「だから俺達も行く、いいだろ?傑」
夏油 「ああ、私ははなからそのつもりだよ」
悟と傑が目配せし合う
A 「でも、これは私の責任で、、
夏油 「君一人が責任を感じる必要ないよ」
傑が優しく語りかけてくれる
夏油 「休暇中に起きた不測の事態だ、仕方ない、むしろ教団殲滅の任務を終えれてない私たちに責任があるかもね」
五条 「まじ?」
目の前にあるいつものやり取りを見ていると
少しづつ重荷が消えていく
A 「でも、危ないよ、?」
夏油 「それは君も一緒だろ?」
たしかに、
落ち着いて考えると、自分の無謀さに呆れてしまう
五条 「はっ、大丈夫でしょ
悟が自慢げな笑顔で言った言葉
“俺達、最強だし”」
夏油 「それはちょっと言い過ぎかな」
満更でも無いように笑う傑
“俺達は最強”
その言葉には謎の信憑性があった
悟と傑は正反対で何もかも違う
だからこそ2人揃えばお互いの足りない部分を補い合える
単なる強さだけじゃなくてそういう所も含めて
きっと2人は本当に最強なんじゃないかって、
そう思えちゃって
素直に言うと、憧れたんだ
上機嫌に笑う2人を見るとそれまでの自分が馬鹿らしく思えた
小さい事で悩み尽くす私を2人が弄る理由も納得だ
私はまだまだ
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きゃりー(プロフ) - hinaさん» ちょっと可哀想ですよね笑 (8月17日 2時) (レス) @page50 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 夢主さん金魚のフン・・・(笑) (8月16日 11時) (レス) @page49 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ありがとうございます!! (8月8日 10時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 懐玉・玉折編の始まり方カッコイイ・・・! (8月7日 22時) (レス) @page32 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃりー | 作成日時:2023年7月25日 16時