53 ページ7
Aside
「、、、
「、、
誰かが何か言ってる、
意識が覚醒していく、
白いモヤモヤしたものが徐々に形を帯びていく
A 「さと、る、、?」
五条 「起きたか」
夏油 「一安心だね」
みんな、いる、、
家入 「もう無理、」
硝子が疲れたと言ってタバコを取り出した
硝子が治してくれたのか、
あれ、
私、
意識がはっきりしてくると同時にさっきまでの出来事が思い出される
A 「、、いかなきゃ、」
五条 「あ?」
A 「私行かなきゃ、」
ふらついた足で立ち上がり行こうとすると後ろから腕を引っ張られた
五条 「オイ何言ってんだよ、行くってどこにだよ、」
A 「行かなきゃ!早くしないと、大変なことになる、、」
夏油 「A、少し落ち着いた方がいいよ」
落ち着いてる暇なんてない、
だって、
五条 「何があったんだよ」
A 「獏が取られちゃった、、変な呪具に吸い込まれて、あいつはどっか行って、、」
震える声でそう言うと悟と傑は目を見合せて頷いた
夏油 「いいかいA、落ち着いて聞いてくれ、、
“
獏を信仰している教団
少し前街で特級呪霊に襲われた時の主犯はその教団で
悟と傑が出ていた長期任務はその教団を殲滅するためだったこと、
他にも傑が詳しく説明してくれた
五条 「あの時潰した奴ら、どうりで弱いわけだ」
夏油 「ずっと機会を伺っていたんだろうね」
確かにさっきの奴は用意周到だった、
夏油 「とりあえず高専に連絡して応援を、、
A 「そんな時間ないよ!」
獏を信仰してるなら奴らはあの呪具に封印した獏を解き放ってしまう、絶対に、
獏も私の中にいたからしなかったものの
彼にとって人間を殺すのは趣味だ
特級呪霊と呼ばれるのには訳がある
日本中の人間を殺すことだって彼には可能だ
A 「教団の奴らはどうなってもいい、でも関係ない人が殺されちゃうかもしれない、それも大量に!」
呪術師は非術師を守る義務がある
いくら教団の策が巧妙だったとはいえ、これは私の落ち度だ
事態の収拾は呪術師であり器である私に責任がある
五条 「じゃあどうすんだよ」
335人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ちょっと可哀想ですよね笑 (8月17日 2時) (レス) @page50 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 夢主さん金魚のフン・・・(笑) (8月16日 11時) (レス) @page49 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ありがとうございます!! (8月8日 10時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 懐玉・玉折編の始まり方カッコイイ・・・! (8月7日 22時) (レス) @page32 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きゃりー | 作成日時:2023年7月25日 16時