それでも空は 2 【五条悟】【夏油傑】 (ページ46)

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Aside

夏油｢悟、A！時間だよ｣

砂浜でキャッキャと遊んでいると、声がかかった

五条「あ、もうそんな時間か」

A 「早いね、」

帰る時間だとわかった理子はしゅんとしている

しかし、それを見た悟が

五条「傑、戻るのは明日の朝にしよう」

そう提案した

ぱぁっと理子の顔が明るくなった

夏油「、、、だが」

迷っている傑の元に悟と一緒に近づく

五条「天気も安定してんだろそれに、、」

A 「東京より沖縄の方が呪詛師(じゅそんちゅ)の数は少ない！」

夏油「もう少し真面目に話して」

呆れた様子の傑だが、否定はされないのでokということだろう

なにやら2人が話している間に携帯を手に取り電話をかける

相手は、、、

灰原『はいもしもし！灰原です！』

A 「もしもし、私だけど」

灰原『どうかしましたか？Aさん』

A 「ちょっと諸事情で一日滞在伸ばすことになったの」

灰原「諸事情、、ですか、わかりました了解です！七海にも伝えておきます！」

A 「ありがとうね～」

灰原と七海には空港の警備を任せている

七海に諸事情で滞在伸ばす、なんて言ったらキレられそうなので

灰原に電話することにしたのだ

2人が警備してる間に私たちは沖縄観光か、

うーん、ごめんね七海と灰原

申し訳ないなと思いながら携帯を閉じると

夏油「七海たち？」

電話先を聞かれた

A 「灰原にかけた、七海怒りそうだし」

夏油「はは、たしかに」

七海がすぐキレるのはもはや共通認識

大方私たちが原因なんだけどね

そんなことを思いながら砂の上に腰を下ろす

夏油「身体、大丈夫？」

続けて傑も隣に座る

A 「余裕余裕、仮眠とったし」

夏油「仮眠ってフライト中の1時間だけだろう」

A 「１時間あれば十分だよ」

心配するのはわかるけど、

1時間寝た私に対して、傑と悟は寝てすらない

A 「私は傑たちの方が心配だけど？」

夏油「私は問題ないよ、悟は桃鉄99年やった時の方がしんどかったから大丈夫だって」

ナマコやら海星やら投げて遊んでいる悟たちを遠目に言う

少し体がだるいけど確かに桃鉄よりはまし

だから、

A 「私たちも楽しまないとね！」

そう言って立ち上がり傑の手を引いた