それでも空は 2 【五条悟】【夏油傑】

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Aside






天内 「助けられたとしても！！同化までに黒井が帰ってこなかったら？まだ、お別れも言ってないのに、、！？」




スカートをギュッと握った少女の目には涙がたまっている




A 「、、だとしても、アンタの首には3000万の懸賞金がかかってるんだよ？」




流石に折れるか、と思って言ったのだが




天内 「だからって行かない理由にならないよ！！」





それは、、そうかもしれないけど、


そんな風に強く言われると思わなくて、少し驚いた




どうしようか、と迷いながら悟の方を見ると、




五条 「、、、その内拉致犯から連絡がくる、もしアッチの頭が予想より回って天内を連れて行くことで黒井さんの生存確率が下がるようなら、やっぱオマエは置いていく」




悟の下した決断は少女も一緒に連れて行くこと




天内 「分かったそれでいい」




五条 「逆に言えば途中でビビッて帰りたくなってもシカトするからな、覚悟しとけ」





圧をかける悟に物怖じせず見つめ返している少女


案外肝が据わっている子だ





A 「それじゃ私たちは全力で護衛しないとね」



















と、かっこよさげなことを言ったのだが、






数時間後、



















「めんそーれ！！」





護衛2日目 in沖縄





五条 「ブハハハハハ！！ナマコ！！ナマコ！！」




A 「キッショ！！」




天内 「キモッ！！キモなのじゃー！！」






私たちは沖縄観光に勤しんでいた






〜旅のしおり〜


１日目

13：30 黒井拉致

21：00 拉致犯取引場所を沖縄に指定


２日目

9；00 一行沖縄到着

11：00 黒井救出拉致犯確保

12；00 尋問終了

13：00 海水浴 ←(Now！！)

15：00 沖縄発

18：00 東京着 高専へ避難


３日目

11：00 天内賞金取り下げ

日没後天内同化


護衛終了








これが日程表、なぜこうなったか多くは語らない、これを見れば一発でわかるだろう




補足するなら、悟の気遣いでこうなったということだ



なぜ取引の場に沖縄を指定したのか、結局盤星教はなにがしたかったのか、といくつかの疑問は残ってるけど、





A 「海星！海星いるよ！」





天内 「ほんとだ！意外と気持ち悪いのじゃ！」






五条 「オイこっちは魚いっぱいいるぞ」





天内 「おおー！！」





今は理子が楽しむこと、それが最優先事項だ

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