それでも空は 2 【五条悟】【夏油傑】 (ページ41)

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Aside

五条「傑、監視に出してる呪霊は？」

諦めた悟が聞く

夏油「あぁ冥さんみたいに視覚共有ができればいいんだけどね、それでも異常があればすぐに、、、」

途中まで言いかけて傑が表情を変えた

A 「どうかした？」

夏油「悟、急いで理子ちゃんの所へ、Aは私と」

五条「あ？」

夏油「２体祓われた」

監視に出していた呪霊のことだろう

何かあった、といいことだ

悟と見合わせて返事をした

A 「了解」

五条「天内は！？」

校舎内を走りながら会話をする

黒井「この時間は音楽なので音楽室か礼拝堂ですね」

五条「レーハイドゥ！？」

黒井「音楽教師の都合で変わるんです、あとここはミッションスクールです」

少女の居場所が不確定、

A 「分かれた方がよさそうだね」

夏油「それじゃ悟は礼拝堂、黒井さんは音楽室、私とAは正体不明(アンノウン)２人」

黒井「承知いたしました」

そうして傑の指示通り２手に分かれた

A 「祓われたのはどのあたり？」

夏油「もう少し先だと思うけど、まずいな」

A 「何か問題？」

夏油「正体不明(アンノウン)は３人だ、もう一体祓われた」

この短時間に傑の呪霊が３体も祓われた、

自然発生した呪いにやられたってわけじゃなさそうだね

A 「とにかく急ごう、上お願い！」

夏油「了解」

階段を上がり上階へ行く傑、そのまま進む私とさらに二手に分かれる

正体不明(アンノウン)の気配を探しながら走るが

A 「どこよ、」

校舎内部の構造なんて把握してない上に生徒の気配も相まってますますわからない

一旦外に出るか、

そう思い中庭へ出た

すると、

「なっオマエその制服は、！？」

私の来ている制服に、呪術高専の制服に反応したってことは

1人目発見だね