それでも空は 2 【五条悟】【夏油傑】

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Aside






A ｢いい感じいい感じ｣






天内 ｢いいやーーーーーーーーーー！！｣






A ｢はい、チーズ｣






悟が腕、傑が足を引っぱり回してる様子を写真に収める


もちろんさっきの仕返しだ





天内 ｢不敬ぞ！！｣





すると、エレベーターの扉が開いた






｢おっおやめください！｣





中から出てきたのは傑の呪霊に乗ったメイド姿の人





天内 ｢黒井！｣





悟と傑は仕方なそうに手を離した





黒井 ｢お嬢様その方たちは味方です｣





若干怯えている少女にそう言う





天内 ｢、、、何に乗っておるのだ？｣





黒井 ｢これは前髪の方の術式です｣





初対面で前髪呼ばわりされる傑




その言い方辞めて貰えます？と切実な顔をしてる




可哀想な気もするけど、、、


いや、やっぱり面白いね





夏油 ｢「呪霊操術」文字通り取り込んだ呪霊を操れるのさ｣





術式の開示をする傑を他所に悟はどかっと腰を下ろした






五条 ｢思ってたよりアグレッシブなガキンちょだな、同化でおセンチになってんだろうからどう気を遣うか考えてたのに｣





A ｢全く同感、損した気分だよ｣






そう言いながらソファーの背にもたれ掛かる





天内 ｢フンッ！いかにも下賤な者の考えじゃ｣





五条 ｢あ？｣






器用に呪霊の上に乗り仁王立ちし出した少女





天内 ｢いいか天元様は妾で、妾は天元様なのだ！貴様のように“同化”と“死”を混同している輩がおるがそれは大きな間違いじゃ、同化により妾は天元様になるが天元様もまた妾となる！妾の意志！心！魂は同化後も生き続け、、






同化について話してくれるのは助かるけど、


その口調気になるなぁ、




なんて思いながら真剣に聞いていた私





もちろん残りの2人は真剣なわけなくて、





夏油 ｢待ち受け変えた？｣





五条 ｢井上和香｣






携帯の待ち受けに夢中だ





天内 ｢聞けぇ！｣






五条 ｢あの喋り方だと友達もいないじゃろ｣





A ｢妾もそう思う｣





夏油 ｢快く送り出せるのじゃ｣





ついつい真似したくなる口調だ





天内 ｢学校じゃふつうに喋ってるもん！｣





ムッとなって言い返してきた少女、


しかし、すぐに表情を変え、





天内 ｢、、、、学校！黒井！今何時じゃ！？｣

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