それでも空は 2 【五条悟】【夏油傑】 (ページ38)

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Aside

悟と合流した後、星漿体の少女を高専へ連れていくことになったのだが

以前少女は気を失ったままである

硝子みたいに反転術式が使えたらこの場で治療ができるんだけど、、

やり方を聞いた時も

「ひゅーっとやってひょいだよ、ひゅーひょい、わかんない？センスねぇー」

なんて言われる始末

A 「ひゅーひょいでできるならみんな反転使えてるよ」

五条「何言ってるかさっぱりだしな」

夏油「硝子は感覚派だからね、私達にはわからないよ」

A 「尚更、感覚でできる硝子がすごいよ」

少しの間駄弁っていると

「ん、、、」

悟の腕の中にいる少女が目を覚ました

五条「お、起きた」

身体は大丈夫かと聞こうとした、

その時、

「下衆め妾を殺したくばまずは貴様から死んでみせよ！！」

頬をひっぱたいて悟の腕から抜け出した少女

A 「びっくりした、」

赤くなった頬を痛そうにさする悟の肩に傑が手を付く

夏油「理子ちゃん落ち着いて、私たちは君を襲った連中とは違うよ」

安心させるように笑いかける傑

しかし、それも逆効果で、、

天内「嘘じゃ！うそつきの顔じゃ！！前髪も変じゃ！！」

速攻で前髪を罵倒した少女

さすがに笑いが堪えられなかった

A 「前髪っ、、前髪、変だもんね、、わかるよその気持ち」

今度は私が呆気に取られている傑の肩に手を付いて

笑いながら同情する事を言った

天内「な、なんじゃ貴様は！！貴様のような同情すれば良いと思ってる金魚のフンが1番信用ならん！！」

A 「はぁ！？」

金魚のフンという特大のカウンターを食らってしまった

金魚のフン、？？？

私がグラサンと前髪の金魚のフン！？？？

A 「星漿体だからって調子に乗って、、、、

言い返してやろうとしたのだが、

ポンっと肩に手を置かれた

手の主は悪い笑みを浮かべるグラサンと前髪で、、、