それでも空は 2 【五条悟】【夏油傑】

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Aside






「ごめんて！！マジごめん！！この件から手を引く！！呪詛師もやめる！！もちろん「Q」もだ！」





『チューしよチューしよー』






みっともない言葉を背に傑から手渡されたティーカップに口をつける





無視を続けていればますますみっともなくなって、






「そうだ！田舎に帰って米を作ろう！！」






なんか頭悪いこと言ってるねと、傑と顔を合わせてから






A 「、、、？」

夏油 「、、、？」






耳に手を当て、もう1回、という顔をしてやった





「聞こえてるだろ！」





『ねぇチュー』





もちろん聞こえてる、さっきから呪霊がずっと言ってることも聞こえてる





夏油 「呪詛師に農家が務まるかよ」





A 「ブランド名は「Q」かな」





夏油 「誰も買わないよそんな胡散臭いブランド」






A 「ね、農薬問題で潰れそうだもん」






「聞こえてんじゃん！！」





A 「聞こえてないなんて1回も言ってないけど」






煽ってやると更にムキになるオッサン





「学生風情がなめやがって、、、！だがここにはバイエルさんが来ている！！「Q」の最高戦力だ！オマエもそいつらも、、、、





ついに腹を括ったのか呪霊に頬を吸われながらそう言う





ﾋﾟﾛﾝｯ、






ん、





少しの時差で私と傑の携帯が鳴った




中身を確認すると、、






A 「あはは、なにこれ」






夏油 「ねぇバイエルってこのひと？」






傑が携帯の画面をオッサンに見せる





「え？、、、、、この人ですね」






詰んだ、という顔をするオッサン





送られてきたのは


ボコボコにされたバイエルって人と、にっこにこでピースしてる悟の自撮りだった

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