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Aside
背負っていた鞄から呪具を取り出す
A 「その服コスプレ?痛いよオッサン」
被ってる帽子には「Q」の文字
さすがにダサいなと思いながら
「今手を引けば見逃してやる」
上から目線でそう言う
全く、どの立場で言ってるんだか
A 「あはは、立場逆でしょ?逃げるのはオッサン、見逃すかどうか決めるのは私」
さっさと逃げなよ、と加えて
馬鹿にしながら笑うと
「チッ、ガキのくせに調子に乗るなよ!」
キレた
攻撃態勢に入ったか
相手の術式はわかんないけど、
まぁ問題ないね
だって、
バシッと踏み込む
「なっ、、早いッ!」
一瞬でオッサンの前へ飛び
A 「先手必勝!」
オッサンの顔面目掛けて棍棒を振る
もちろんクリーンヒットして、
バッコーーーーンッ
爆破された部屋から外へとオッサンが吹き飛ぶ
ちょっとやりすぎたか、
そう思って外を見ると
夏油 「ホームラン、ナイスだね」
傑の呪霊が受け止めていた
A 「その子って星漿体の子?」
傑の抱えている少女を指さして言うと
夏油 「ああ、たぶんね」
一応無事みたいで良かった
部屋に倒れているメイド姿の人はたぶん少女のお付きの人だろう
2人とも目立った外傷は無く、気を失っているだけなのでソファーにそっと寝かせた
A 「悟は?」
夏油 「下にもう1人「Q」の人がいてね、悟はその相手してるよ」
A 「なるほどね」
すると、部屋の奥で何やらカチャカチャし始めた傑
A 「何してるの?」
夏油 「Aも飲むかい?」
そう言って手元を見せる傑
カップと紅茶のティーパック
こんな時に呑気だなぁと思いながらも、
A 「角砂糖は3つでお願いします」
夏油 「はいはい」
1杯貰うことにした
傑がキッチンであれこれやってる間にオッサンが目を覚ました
もちろん呪霊に捕まえられて身動き取れてないけど、
ちょっと面白かったので
カシャッ、
悟と傑にそれぞれ写真を送ってやった
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きゃりー(プロフ) - hinaさん» ちょっと可哀想ですよね笑 (8月17日 2時) (レス) @page50 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 夢主さん金魚のフン・・・(笑) (8月16日 11時) (レス) @page49 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ありがとうございます!! (8月8日 10時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 懐玉・玉折編の始まり方カッコイイ・・・! (8月7日 22時) (レス) @page32 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃりー | 作成日時:2023年7月25日 16時