それでも空は 2 【五条悟】【夏油傑】

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Aside






五条 「成程メタルグレイモンになる分にはいいけどスカルグレイモンになると困る、だからコロモンからやり直すって話ね」




納得したような顔でそう言う悟





夏油 「えぇ、、まぁいいやそれで」





A 「いいのかそれで、、」





最近ハマってるデジモンでの例え、


確かにわかりやすいけど、いいのかそれで、、





悟が天元様の初期化について理解した所で

先生が本題を切り出した






夜蛾 「その星漿体の少女の所在が漏れてしまった、いま少女の命を狙っている輩は大きく分けて２つ


天元様の暴走による現呪術界の転覆を目論む呪詛師集団「Q」、天元様を信仰崇拝する宗教団体盤星教「時の器の会」


天元様と星漿体の同化は2日後の満月、それまで少女を護衛し天元様の下まで送り届けるのだ！！失敗すればその影響は一般社会までに及ぶ心してかかれ！！」





なんか先生いつもより熱いな


失敗出来ない任務だから当然か



ちょっと緊張するなと思いながら横の2人を見ると




大丈夫でしょ、と言わんばかりの笑み




まぁ、大丈夫か、この2人がいるんだし




少し安堵した










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ぴっ、ガコン




お気に入りのホットココアのボタンを押しながら


ソファーでくつろぐ2人に声をかける







A 「2人は何か飲むー？」






詳細の説明を受け、解散した後


共有スペースで呑気にしてる所だ



任務は明日からなので今日はまだ休める






五条 「俺ココア」




夏油 「私はコーヒーで」





A 「りょーかい」






2人の分を手渡しながら私もソファーに座り込む





A 「同化って星漿体の子にとってどんな感じなんだろ、」





熱いココアをちびちび飲みながら疑問を漏らす





五条 「死ぬのと同じなんじゃね」





ストレートに言い放つ悟





夏油 「あのな悟、そういうのはもう少しオブラートに包んで言うものだよ」





五条 「あ？だって事実だろ」





そう言って悟はココアを飲み干した





夏油 「確かに、体をすげ替えるだけで意思は元の天元様のものを引き継ぐだろうからね」





A 「やっぱそうだよね」







星漿体に勝手に選ばれて同化すると言いつつ死んでいく



上から目線の言い方にはなるが、可哀想だ



少女自身はどう思っているんだろう、

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