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Aside
夜蛾 「硝子はどうした?」
夏油 「さぁ?」
五条 「便所でしょ」
相変わらずデリカシーが無いなと思いながら先生に続き教室に入る
五条 「お」
A 「さっきまで任務だったんでしょ?お疲れ様」
そう言いながら傑の隣の椅子へ座る
夜蛾 「この任務はオマエたち3人に行ってもらう」
先生がそう言うと2人は顔をしかめてそっぽを向く
やっぱ喧嘩でもしてたのか
夜蛾 「なんだその面は」
五条 「いや別に」
夏油 「いや別に」
2人の様子にため息をつきながらも先生は進めた
夜蛾 「正直荷が重いと思うが天元様のご指名だ」
天元様、
それを聞いて2人の姿勢が変わる
夜蛾 「依頼は2つ“星漿体”天元様との適合者、その少女の護衛と抹消だ」
五条 「少女の護衛と抹消ォ??」
そうだ、と答える先生
護衛と抹消、確かによく分からない並びだ
五条 「ついにボケたか」
夏油 「春だしね」
A 「次期学長だから乗ってるんだよビッグウェーブに」
夏油 「冗談はさておき天元様の初期化ですか」
冗談で済ますかは俺が決めるからな、とふざける私たちに先生は言う
天元様の初期化、500年に一度“星漿体”と天元様が同化するアレだ
なるほどと頷く私と傑
一方悟は
五条 「何ソレ?」
A 「嘘でしょ悟、」
オマエは知ってるはずだろうという空気が流れる
五条 「なんだよ」
夏油 「天元様は“不死”の術式を持っているが“不老”ではない、ただ老いる分には問題ないが一定以上の老化を終えると術式が肉体を造り変えようとする」
つらつらと傑が説明を始める
五条 「ふむ?」
夏油 「“進化”、人でなくなりより高次の存在となる」
五条 「じゃあいいじゃん、カックイ〜」
A 「かっこいいで済むものじゃないよ、“進化”してしまえば最悪天元様が敵になるし、そうなれば呪術界は半壊、一般社会の方にも影響が出ちゃう」
へー、と聞いている悟
夏油 「だから500年に一度“星漿体”天元様と適合する人間と同化し、肉体の情報を書き換える、肉体が一新されれば術式効果も振り出しに戻る、“進化”は起こらない」
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きゃりー(プロフ) - hinaさん» ちょっと可哀想ですよね笑 (8月17日 2時) (レス) @page50 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 夢主さん金魚のフン・・・(笑) (8月16日 11時) (レス) @page49 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ありがとうございます!! (8月8日 10時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 懐玉・玉折編の始まり方カッコイイ・・・! (8月7日 22時) (レス) @page32 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃりー | 作成日時:2023年7月25日 16時