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Aside
七海 「特級呪具を湯呑みにするくなら多少自覚はあるでしょう」
A 「ううん、、解せぬ」
校舎の方へ歩きながら話を続ける
七海 「先程、夜蛾先生が印道さんのこと探してましたよ」
嘘、なにかしたっけ、
ゲッとした顔をすると七海はまた呆れたように言った
七海 「何かしたんですか」
A 「いや、してないはずだけど、、」
七海 「身に覚えもないんですか、手に負えないですね」
悪意なんてことさらないという七海の様子、
心にぐっさぐっさと刺さる
A 「七海って息するように毒吐くね、」
七海 「そうですか」
A 「自覚ないの?手に負えないね」
さっき言われた言葉で返してやるとムッ眉間にシワが寄った
もはやその不機嫌な顔がデフォルトなんじゃないかって思う
A 「七海はこれから何かあるの?」
校舎内、廊下を歩きながらする何気ない会話
七海 「座学の授業です」
A 「あー、そろそろテストだっけ?」
七海 「あと2週間ほどですね」
悟達はもちろん頭も良いので座学の話なんてほとんどした事ない
そのせいでちょっと新鮮な気分だ
A 「分からないことあったら聞いてよ、教えてあげる」
七海 「遠慮しておきます、では」
そう言って教室の方へ歩いていった七海
やっぱ噛み合わないんだよねぇ、、
灰原とも七海ともちょっとズレる時があるんだよね
まぁ面白いからいいけど
後ろ姿を見送った後、先生を探すため反対方向へ歩き出した
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きゃりー(プロフ) - hinaさん» ちょっと可哀想ですよね笑 (8月17日 2時) (レス) @page50 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 夢主さん金魚のフン・・・(笑) (8月16日 11時) (レス) @page49 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ありがとうございます!! (8月8日 10時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 懐玉・玉折編の始まり方カッコイイ・・・! (8月7日 22時) (レス) @page32 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃりー | 作成日時:2023年7月25日 16時