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Aside







昼食を摂った後、報告書を提出し終えて


今、グラウンドに1人





A 「っ、と、、いい感じかな」





課題だった百々愛(とどのめ)の変形問題はほぼ解決


跳ね返ってこようとする百々愛の呪力を押し戻し、呪具内を循環させることでこちらへの反作用を0にする


それを可能にするのが私の術式


自分以外の呪力を扱えるというもの


でもまだ不完全で、よく触れた呪力をちょっと操作するぐらいしかできない





高専の書庫で見つけた古典書に書かれていた


頂縛呪術(ちょうばくじゅじゅつ)


詳細は書かれていなかったが、自分以外の呪力を操作する術式で

大昔の術師が持っていたとの事、それが相伝されたかは不明


古典書に載る程なので力のある術師だったのは確定だが、


術師の名が不明なのでそれ以上調べることは出来なかった





獏によると、『お前の術式それやろ、間違いないて』




との事で、あまり信憑性は無いが私の術式は


頂縛呪術(ちょうばくじゅじゅつ)



ということになった、個人的にはパッとしないけど、、







他人の呪力の操作はまだまだ発展途中だが、


自分の呪力の操作はもう完璧




呪力を用いた肉体の強化、


傑や先生をモデルにして本来の身体能力を底上げできるようにした




体術なら傑、呪術なら悟と、特訓して貰えるので助かってる





そうして残る1つの問題は、、






A 「あ、七海ー!」





グラウンドの前の道を歩く七海を見つけた



ちょうど良いと思い七海の方へ走る





大声で名前を叫んだからかちょっと不機嫌そうな顔


それでも立ち止まってはくれる





A 「今暇?」





七海 「何の用ですか、返答によっては暇では無くなるので」





うわぁー


とてつもない距離を置かれている気がする、



七海は声をかける人によって対応を変える

悟なら無視、私なら嫌々話を聞く、灰原ならちゃんと話す


こんな感じ



左から嫌い、距離を置きたい、普通の順なんだと思う






A 「七海の呪具ちょっとだけ貸してほしいの、ほんと1分だけでいいからさ!」





どうしても、お願い!、と言えば渋々



本当に渋々しながら了承してくれた






七海 「はぁ、、1分だけです、変なことしないでくださいよ」






背負っていた鞄から呪具を取りだし私に手渡してくれた

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きゃりー(プロフ) - hinaさん» ちょっと可哀想ですよね笑 (8月17日 2時) (レス) @page50 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 夢主さん金魚のフン・・・(笑) (8月16日 11時) (レス) @page49 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ありがとうございます!! (8月8日 10時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 懐玉・玉折編の始まり方カッコイイ・・・! (8月7日 22時) (レス) @page32 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きゃりー | 作成日時:2023年7月25日 16時

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