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Aside






大荷物を抱えた悟と硝子の姿を見て、ぱっと我に返った





五条 「くっそー間に合わなかったかー」





夏油 「随分遅かったじゃないか2人とも」





家入 「五条がどうしてもくじ引きしたいって言うから」





五条 「中々当たらねぇから苦労したわ」





夏油 「そんなに夢中で何が欲しかったんだい?」





五条 「これ」





夏油 「ぬいぐるみ?」





家入 「どうしても当てたかったのがぬいぐるみとはねーガキだね五条」





五条 「あぁ?俺用じゃねぇよ」





はい、と悟は私にぬいぐるみを差し出した





五条 「この前欲しがってたやつだろ?」





渡されたのは大きな猫のぬいぐるみ



悟とゲーセンに行った時どうしても取れなかったぬいぐるみと全く同じだ



覚えてたんだ、





A 「ありがと」





五条 「ん」





なんだろ、



いつもなら素直に喜べるのに、






悟の優しさが刺さるように痛かった



















______________________________






時の流れとは早いもので




高専にも再び春が来た






去年は夏が終わって繁忙期に入ってから任務だらけの日々が続いたが


忙しい中でもなんだかんだ4人で過ごした




特に誕生日は楽しかった



11月7日は硝子、12月7日は悟、1月3日は私、2月3日は傑、



こんな偶然あるのかという程揃っている




毎月プレゼントを渡してケーキを食べて祝い合った





大晦日と正月、せっかくだからみんなで年越しをしようと傑も硝子も実家に帰らなかった



ちょうどいい機会だったので正月三賀日は桃鉄99年を4人で挑んだ



記憶はほとんどないけど、、





3日はもう限界だったので私の誕生日は4日に祝われた







春になって私たちも2年生になった



初めて後輩というものができた


しかも2人





人懐っこい性格の灰原とクールすぎる性格の七海





2人増えて去年よりも高専は騒がしくなった








傑との事だけど、


以前変わりない



夏祭りの日のことがあったけど傑はそれまでと全く変わらないし


あの日の事について一切触れてこない


もちろん私から何か言い出す訳でもなくて、




気にすれば気にするだけ獏がからかってくるので忘れる事にした








今はただ、今年はどんな楽しいことが待ってるんだろう


と、胸をふくらませるばかりだ

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きゃりー(プロフ) - hinaさん» ちょっと可哀想ですよね笑 (8月17日 2時) (レス) @page50 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 夢主さん金魚のフン・・・(笑) (8月16日 11時) (レス) @page49 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ありがとうございます!! (8月8日 10時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 懐玉・玉折編の始まり方カッコイイ・・・! (8月7日 22時) (レス) @page32 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きゃりー | 作成日時:2023年7月25日 16時

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