それでも空は 2 【五条悟】【夏油傑】 (ページ3)

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Aside

シュッ

A 「なっ、」

手が届く寸前に男の姿が消えた

幻だったのか、！

だとしたら本体はどこだ

「我が欲するは白き中つ神獏様のみ、獏様の解放こそが我が使命、、貴様への興は持ち合わせておらぬわ」

A 「何言って、

声が聞こえたと同時に四方八方から攻撃が飛んでくる

消えては現れを繰り返す攻撃、

受けるだけで精一杯だ

なっんでこんなに速いのよ！

追いつけない、

相手の気配を追うのに必死になれば呪力操作が疎かになる

A 「ガはっ、、」

木々に打ち付けた背中が痛い

ここまでボコボコにされたのはいつぶりだろう

A 「ハァ、、、ハァ、」

私じゃ敵わない相手かもしれない、

悟と傑を呼びたいけど、連絡出来る状況じゃない、

硝子はたぶん治療を終えてそのまま死んだフリでもしてるんだろう

それが奴にバレれば、、

考えろ、

どうにかしてあいつの幻術のスピードに適用しないと、

あのスピードに追いつけさえすれば何とかできるはずだ

トスッ、

ん、

なんだ木切れか、

目の前に1つの木切れが落ちた

ただそれだけのこと、

ちょっとまって、

今の、

A 「ふふ、」

なるほどね、

手首で鼻血を拭う

痛みを我慢して立ち上がる、

A 「かかってきなよ、」

相手を挑発するようにハンドサインを送る

全て理解できた、

勝機はある