それでも空は 2 【五条悟】【夏油傑】

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Aside






集合場所は高専内の駐車場


心優しい補助監督さんが送迎してくれる




のではなくて、





村田 「早く乗れよ送ってやるから」





甚平を着てすっかりお祭り気分な村田さん


村田さんから送迎してやると言われた時何か怪しいと思ったら、この人自分が祭りに行きたいんだ、、


飲酒運転とかしないかな、と少し心配になっていると、





五条 「おーい」





家入 「お、来た」





悟と傑の到着だ





A 「2人も浴衣着てる！」





2人で浴衣に揃えたみたい





夏油 「いやぁ悟を見直したよ、知ってたかい？悟は着付けできるんだよ」





悟に着付けをしてもらったのかちょっと嬉しそうに傑が言う





五条 「当たり前だろ、俺をなんだと思ってんだよ」





家入 「へー五条も着付けできるんだ、私はAにしてもらったけど」





硝子も負けじと自慢を始める



そんなところで傑と張り合わなくても、、





夏油 「2人共似合ってるよ」






A 「それほどでも」







素直にお礼を言って悟の方を見ると、


バチッと目が合った




悟の浴衣姿をまじまじ見ていると、


悟も私のことを上から下までじっと眺めた



そこに全く深い意味はなくて







五条 「家にいる時とあんま変わんねぇな」





A 「だよね、もう見慣れてるもん」







考えてることは同じだった






その会話を横で聞いていた2人は






夏油 「そういうことだったのか」





家入 「これだから金持ちは」





家にいる時はずっと着物だから着付けなんてお手の物だ


私たちが着付けできる理由に2人は納得したように頷いた






五条 「じゃさっさと行こうぜ」






それを合図に車に乗り込んだ

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