検索窓
今日:54 hit、昨日:20 hit、合計:66,141 hit

61 ページ15

Aside






その後、悟と傑と合流した


2人が相手をしていた呪詛師も獏の領域のおかげで眠った状態だった



まもなくして高専からの応援が到着した


先生も駆けつけてくれたみたいなんだけど、なぜ硝子と一緒に大人しく応援を待っていなかったのかとちょっとだけ怒られた


後のことは任せて高専へ帰りなさいと言われ、補助監督の車へ向かうと、





村田 「はっ、お前一丁前に死にかけたらしいじゃねぇか」





A 「げ」





まさかの運転手は村田さん





村田 「旅行中だったんだって?土産ぐらい買ってきたんだろうな?」




面白半分で聞いたんだろうけど、





A 「ちゃんと買ったよ、高専に荷物届くようにしてるから後で渡す」





村田 「え」





A 「え?」





いつもお世話になってる人にお土産は渡す物だと聞いたから、先輩、先生、村田さんの分はちゃんと買ったのだ


予想外だったんだろうね、村田さんの目が点だ



















窓の外はもう暗い


ぼーっと眺めているとこの2日間のことが思い出される




サイドミラーを覗いてみると、後ろの席の硝子と悟は寝ちゃってる



そりゃ疲れたもんね



傑は私の同じように窓の外を眺めてる





最後はとんでもない事になっちゃったけど、


初めての旅行、






A 「楽しかったなぁ、」





声が漏れていた





でも本当に楽しかったんだ



皆といるといかに自分の世界が小さいのかが分かる



初めての事だらけでそれを知る度に目の前の世界が広がっていく気がして



それが嬉しいんだ





夏油 「また、、行こうか」





後ろの席から声が聞こえた





A 「うん、」






夏油 「次はどこに行きたい?」





A 「うーん、、私の知らない所」





もっと知りたい


初めてのものに出会いたい



もちろんこの4人で、






夏油 「それはまた難しい事を言うね」






よく見えないけど、多分傑は苦笑いしてる






A 「ははっ、私の知らない所はどこだって話だもんね」





夏油 「でも良く考えれば君は大体のこと知らないから、簡単かもしれないね」





A 「急に辛辣なこと言うねぇ」





遠回しに世間知らずって言われたな


まぁ事実だからいいんだけど





夏油 「ごめんごめん、心配しなくても私たちが教えてあげるよ、色々ね」





A 「ふーん、、期待しとく、」

62→←60



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
335人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きゃりー(プロフ) - hinaさん» ちょっと可哀想ですよね笑 (8月17日 2時) (レス) @page50 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 夢主さん金魚のフン・・・(笑) (8月16日 11時) (レス) @page49 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ありがとうございます!! (8月8日 10時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 懐玉・玉折編の始まり方カッコイイ・・・! (8月7日 22時) (レス) @page32 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きゃりー | 作成日時:2023年7月25日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。