検索窓
今日:11 hit、昨日:6 hit、合計:66,078 hit

60 ページ14

Aside






『俺は結構楽しかったで、お前は今までの器と全く違うからな』






A 「そ、そうですか、」






獏が立ち上がってこちらへ向かってくる






『やから気に入ってるし期待もしてる』





獏との距離およそ50cm



もしかしてこのまま殺されちゃうのかな


そんな事をふと思って





A 「これは、辞世の句でも読むべきなんでしょうか、?」





そう言うと、





『はぁ、、、その頭の悪さどないかせぇ』





大きなため息をつかれた


確かに殺意は感じないけど、





すると、獏は静かに手を伸ばし、私の胸元辺りに置いた





セクハラなのでは?と言うのは辞めておいた


頭悪いと呆れられるのは目に見えてる





『これからも俺を楽しませるよう、せいぜい頑張りや』






A 「え、」






そう言うと獏の姿が消えていく



途端、自分の体が重くなる




領域も消滅していく、






なんと戻ったのだ、獏が私の中に、






A 「え?ちょっと!!なんで戻ってるの、??」






慌てて聞くと、頭の中に声が響いた





『は?戻りたいから戻っただけやけど?』





A 「いや、だって、、」





『戻りたくないなんて言ってへんやろ』





“断るって言ったら、どうする?”


確かに、言ってない、、




なんか無駄に考えて損した気分だ





『あ、10分も経てばその辺の奴らは目覚ますやろ、六眼のガキともう1人のガキは領域の除外対象にしてたから今屋敷の中這いずり回ってるわ』




じゃあ俺は寝る、と言い逃げされた





A 「待ってって!なんで殺さなかったのよ!」





決して殺して欲しかったわけじゃない


でも、獏は人間殺すのが好きなんでしょ、?


領域を展開までしたのに誰も殺さないなんて、





『そんなに殺して欲しかったんか?俺がやったら後で困るんはお前やろ』





確かにそうなったら上層部の老人やら御三家やら実家やらみんな黙ってないけど、


けど!

こいつに人を気にかける心があったのか







『俺の気遣いや感謝しろ』





A 「ありがとうございます、?」






満足したのか、獏は本当に寝やがった




やっと力が抜けどっと疲れが押し寄せる





A 「はぁ、、、訳わかんない、」






戻ってくれたのは良かったけど


何を考えているのかさっぱり分からない







色々疑問は残ったけど最悪の事態に至らなかったので良かったことにしよう、

61→←59



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
335人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きゃりー(プロフ) - hinaさん» ちょっと可哀想ですよね笑 (8月17日 2時) (レス) @page50 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 夢主さん金魚のフン・・・(笑) (8月16日 11時) (レス) @page49 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - hinaさん» ありがとうございます!! (8月8日 10時) (レス) id: 9485feed94 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 懐玉・玉折編の始まり方カッコイイ・・・! (8月7日 22時) (レス) @page32 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きゃりー | 作成日時:2023年7月25日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。