雲の上では ページ28
(目を覚ますと、真っ白な世界にいた)
ここは、どこ?誰もいないの?
?「吹雪!」
この声、玄弥お兄ちゃん?
玄弥「吹雪、来てしまったのか。」
ここは、どこ?
玄弥「簡単に言うと、空の上。」
もしかして、天国?
玄弥「そうだ。」
また、玄弥お兄ちゃんに会えてよかった。
玄弥「良くないよ、吹雪が死んだら。」
大丈夫だよ、悲鳴嶼さんに伝えたから。
玄弥「吹雪は、それでいいのか?」
うん、私は役目を果たした。それに、皆んな生きてるから。
玄弥「そうだけど、もう少し生きて欲しかった。」
ありがと、心配してくれて。でも、玄弥お兄ちゃんと一緒だから。
嫌じゃあ、ないよ。
玄弥「俺も、吹雪と一緒だから嫌じゃあない。」
これから、2人で悲鳴嶼さん達を見守ろうね。
玄弥「そうだな、吹雪。」
玄弥「そう言えば、吹雪。無惨は、倒したのか?」
もちろん、倒したよ。
玄弥「吹雪は、すごいな。」
私は、すごくないよ。皆んなのおかげだよ。
玄弥「吹雪は、優しいよな。」
えへへ、ありがとう。
そう言えば、鬼は死んだらどこに行くんだろう?
玄弥「地獄だと思うぞ。」
人間を食べたからね。そうなると、響凱も地獄なのかな?
また、会いたいな。
玄弥「きっと、生まれ変わったら。会えると思うぞ」
そうだと、いいな。
玄弥「吹雪、兄ちゃんと一緒にこの世界を探索してみないか?」
うん、いいね。
玄弥「よし、行こう」
うん。
(玄弥と吹雪は、空の上で仲良く暮らした)
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作者名:和田 | 作成日時:2021年5月24日 15時