炭治郎の双子の妹は幸柱！ (ページ27)

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悲鳴嶼さんへページ27

悲鳴嶼さんへ
私、多分死ぬときに伝えると思います。私、悲鳴嶼さんが大好きです。
かっこよくて、頼りになるところが好きです。
私を、助けてくれてありがとう。悲鳴嶼さんに、出会えて嬉しかったです。
私のことを、見捨てないでくれて嬉しかった。

本当は、この手紙を読んでほしくない。読んでしまったら、悲鳴嶼さん。悲しくと思うから。
悲鳴嶼さんは、1人ではないからね。皆んながいるからね、辛くなったら皆んなを頼ってね。
もし、まだ生きていたら。悲鳴嶼さんの嫁になりたかったな。
ずっと、一緒にいると約束したのに。約束を守れなくて、ごめんなさい。

私、誰にも死んでほしくないからね。悲鳴嶼さん、どうか私の分まで幸せになってください。
長く、生きてください。空の上で、見守っていますからね。
もし、寂しくなったら。空を見上げてください、私がずっと悲鳴嶼さんを見ています。
空の上でも、悲鳴嶼さんを愛しつづけます。

私のタンスに、美味しい炊き込みご飯の作り方が書いてある。
レシピが、あるので。作ってみてください。
悲鳴嶼さん、絶対に長生きしてくださいよ。私、雲の上で。長く、待っていますから。
時がきたら、会いましょう。これは、私との約束にしましょうね。
大好きです、悲鳴嶼さん。

ずっと、大好きですからね。私の、最初で最後の初恋の人なんですから。
生まれ変わっても、会いたいぐらい。好きなんです。
　吹雪より

悲鳴嶼「吹雪、ありがとう。待っていてくれな、私がそちらへ行くまで。
私も、大好きだ。吹雪。」