炭治郎の双子の妹は幸柱！

戦い ページ42

あかざ「鬼になろうよ、杏寿郎と吹雪。そうすれば
百年も二百でも鍛錬し続けられる。強くなれる。」
煉獄「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしいく尊いのだ。強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない。
この少年は弱くない」

炭治郎「！」
煉獄「侮辱するな。」
何度でも言おう。君と私と煉獄さんとでは価値基準が違う。私は如何なる理由があろうとも鬼にならない。
あかざ「そうか。」
(そして、右足を強く踏み込んだ)
あかざ「術式 展開 破壊殺 羅針！
　 鬼にならないなら殺す」
(言葉どうりこちらへ向かってくる)
幸の呼吸壱の型 天竜ビカリ！
あかざ「今まで殺してきた柱たちに炎も幸はいなかったな！！そして俺の誘いに頷く者もなかった」

当たり前だ、鬼になる人なんていない。
あかざ「死んでくれ、杏寿郎と吹雪。若く強いまま」
煉獄さんだけは、死なせない。
あかざ「破壊殺ー空式！」
(煉獄さんと吹雪は、あかざの攻撃を避けている)
2人「炎の呼吸肆の型 盛炎のうねり」
あかざ「この素晴らしい反応速度！
この素晴らしい剣技も失われていくのだ、杏寿郎、吹雪。悲しくはないのか！」
2人「誰もがそうだ！人間なら！当然のことだ！」
(炭治郎と伊之助が動こうとした)

動くな！！傷が開いたら致命傷になるぞ！！待機命令！！
あかざ「弱者に構うな、吹雪！！」
グハ！
あかざ「全力をだせ！俺に集中しろ！」
うるさい！岩の呼吸壱の型 天面砕き！
あかざ「いい動きだ！
鬼になれ、杏寿郎、吹雪」
煉獄「ハァ、ハァ……。」
あかざ「そして、俺とどこまでも戦い、高め合おう」
ハァ、ハァ。
あかざ「その資格がお前達にある」
2人「断る」

もう一度と言う、私と煉獄さんは鬼にはならない。
炎の呼吸参の型 気炎万象！
あかざ「素晴らしい、見事だ。」
炭治郎「煉獄さん、吹雪。」
あかざ「まだわからないのか！！攻撃を続けることは死を選ぶことだということが！！杏寿郎、吹雪！！」
2人「おおおおおお！！
　 炎の呼吸壱の型 不知火！！」
(あかざの腕を切ることができた)
あかざ「ここで殺すには惜しい！まだ、お前達は肉体の全盛期ではない！！」
2人「っ………！」

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