炭治郎の双子の妹は幸柱！

怒らせないでよ ページ27

玄弥お兄ちゃん、おにぎり持って来たよ。
玄弥「ありがとな、吹雪。」
いえいえ、皆んなも食べてね。
善逸「吹雪ちゃんが作ったの？」
そうだよ、上手くできたよ。
伊之助「吹雪！美味いぞ！」
ありがとね、伊之助君。
炭治郎「吹雪、少しだけ話さないか。」
少しなら、いいですよ。
炭治郎「吹雪、何で鬼殺隊に入ったんだ。」

悲鳴嶼さんと玄弥お兄ちゃんを守りたいから。
炭治郎「なんで、玄弥のこと兄ちゃんて言うんだ。」
お兄ちゃんだから。
炭治郎「俺が兄ちゃんだ。」
昔のこと言わないで。
玄弥「あんまりさ、吹雪に関わるなよ。」
玄弥お兄ちゃんは、優しいね。炭治郎と違って。
炭治郎「なあ、吹雪。やり直そうよ、兄弟なんだ俺達。」
嫌です、兄弟だいて言わないでください。
(立ち上がって、去ろうとする)

炭治郎「吹雪、待てよ！(手を掴む)」
離してよ！(手を振り払おうとしたら体制が)
　 ザバン！！
善逸「吹雪ちゃん！！」
(手を振り払った勢いで近くの川に倒された。)
玄弥お兄ちゃん、助けて。この川、深いよ。
(だいたい、顔が水面ギリギリまで深い)
玄弥「吹雪！大丈夫か！(川に入って、吹雪を抱えて川からでる。)
ゲホゲホ、玄弥お兄ちゃん。ありがとう。
玄弥「お礼なんて、いいよ。」
炭治郎「吹雪、ごめん。」
玄弥「吹雪に近づくな。」
悲鳴嶼「吹雪！なんで濡れてるんだ。」

悲鳴嶼さん。
玄弥「炭治郎が悪いんです。」
悲鳴嶼「玄弥は、吹雪を屋敷に連れて行って。着替えてきなさい。」
分かりました。
悲鳴嶼「炭治郎には、少し話がある。」
炭治郎「分かりました。」
玄弥「吹雪、行くぞ。」
うん、玄弥お兄ちゃん。
(玄弥お兄ちゃんと一緒に屋敷にもどる。)

玄弥お兄ちゃん、ごめんね。服濡らしちゃって。
玄弥「気にするなよ、髪の毛もだいぶ濡れてるな。」
乾くの時間かかるかも。
玄弥「吹雪、服これ使え。」
ありがとう、玄弥お兄ちゃん。(服を脱ぐ)
玄弥「吹雪、せめて俺がいないところで着替えてくれよ。」
私なら、気にしないよ。
玄弥「俺が気にする。」
まあまあ、着替えたよ。
玄弥「なら、戻るか。」
そうだね、早く戻ろう。

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