悪女ガン無視する系のバイトの話２【ブルーロック】

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In 羽○空港



バカ高い天井


所々で聞こえてくる異国の言語


美人なキャビンアテンダントさん


愛苦は初めての空港にワクワクを隠せないでいた。



『すっげぇ……今すぐアテンダントさんナンパしてぇ…』


全員分け隔てなく美人なんだよな

羨ましいぜ



手荷物検査を受ける前にここまで送ってきてくれた帝襟アンリに感謝と別れの言葉を述べ、奥へと進む

なんかすっごい緊張するんやけど



「女性…ですか？」


『女性…ですね』



こういうやり取りが飛行機に乗る前に何度が行われ、やっとのことで搭乗ゲートに到着した


『(飛行機墜落せんかなー)』


飛行機に乗ると物騒なことを考えながらすぐに眠りに落ち、約12時間のフライトを経て目覚めた頃にはドイツのミュンヘンだった(なんか日本語変やな)


確か待ち合わせ場所は空港内にある休憩スペース的なところだったはずだ




『(来んのドイツ人やろ？マジでウチドイツ語喋れんのやけどどうすれば？？Google翻訳使うか？)』


「Hey！」


『ﾋﾞｸｩｯ』


「ア、ゴメンナサイ！アナタハ愛苦サンデスカ？」


誰やねん…

『はい。そうです』


「ヨカッタ！アノ、ワタシハ“ノエル・ノア”ノマネージャーで、コンカイホンヤクヲサセテイタダクモノデス！」


『あーーー翻訳さんね、宜しくお願いします』ﾍﾟｺｯ


「ハイ！ヨロシクオネガイイタシマス！」ﾍﾟｺｯ



ドイツ語も日本語も喋れんのかすげぇな

てか身長何cm位なんやろ…185？


前を歩くノエル・ノアのマネージャーの後を追って空港を出る

そこには何やら高そうな黒塗りの車が


ｺﾝｺﾝｯ

「Ich brachte dir!(連れてきましたよ！)」

「Okay.lass uns gehen(あぁ、行くぞ)」


少し開いた車窓から低いドイツ語？が聞こえてくる

この声の主がノエル・ノアなのか？


「サァ！ノッテクダサイ！」 ｶﾞﾁｬｯ


『おっ……』


放たれた後部座席には白髪のドイツ人が乗っていた

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