悪女ガン無視する系のバイトの話２【ブルーロック】

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事情聴取するにどうやらコイツは幼馴染だったらしい。ヤベ全く覚えてえんわ
初めてブルーロックに来た時にマネージャーとして紹介されていたウチを見て「あ」となり名前も知って「あ゛！！！」となったそうだ。

今回1on1を挑んだのも思い出してもらうためのきっかけに過ぎないんだとか。



『はぁぁぁぁぁ〜何やねんそれ〜〜無駄に緊張して損したぁぁ〜』


「全然緊張してるよーに見えなかったけど？」


『睫毛長過ぎて見えんかったんじゃね』


「長いんじゃなくて密度がすげぇのよ」



自慢かよこの野郎



てかマズイな。。。
いくら幼馴染だろうと選手に性別バレてもた。。。

口封じしなければ。。。



『おい触角』


「んあ〜？」←呼ばれ方を修正するのを諦めた


『頭全力で蹴り飛ばされるのと自分で記憶消すのとどっちが良い？おすすめは後者やな。ウチの手間が省けるし前者だと他の大事な記憶まで飛ぶ可能性が高い上にウチが面倒。さあ選べ』



口を縫い付けるのは怒られそうやけど記憶飛ばすくらいならええよな



「なんで？お前のこと忘れないといけねぇの？」


『ここではウチの性別は男ってことになってんの。バラされて面倒なことになる前にウチの存在ごと忘れてくれるとありがたいって話。Do you understand?』



そう言うとﾀﾋぬ程しかめっ面する触角

理解はしたみたいやな




「じゃあ俺が誰にもバラさなきゃ良いって話だろ？」


『お前が絶対にバラさんってゆー保証ないし俺まだお前のこと信用しきれてねぇんだわ』


「ショック〜絶対バラさねぇって！命かけても良いぜ？」


『……はぁ〜…もう面倒くさいからそれで良いや。今から俺とお前は赤の他人。初対面。全くの関わりなし。良いな？』


「アイアイサー」


気怠げながらも了承し、起き上がる
退いた訳ではなく厳密に言えば愛苦の腹の上に着席しているのだが



「………なんかこの姿勢エr『言わせるかよ馬鹿野郎』



あっぶねぇ油断出来ねぇなコイツ
規制かかんだろーが

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