悪女ガン無視する系のバイトの話２【ブルーロック】

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『って…………何？…退けよ』




下から相手の顔を睨み上げる

この光景は思い出したくもない



「はぁ……まぁーだ思い出さねぇの？」



向こうは呆れ顔

何のこと言っとんやこのギャルは



『…聞こえんかったか？…“退け”っつってんだよ』ﾊﾞｯ

ｸﾞｲｯｯ


ﾄﾞｻｯｯｯ…

ｶﾞｼｯ

お互いの体制を入れ替えて問題児の顔面を掴む

やっぱこうゆーじょーきょーになったらこれに限るな

あー良かった運動神経良くて



『ファウルで俺の勝ちっしょ？』


「あーー忘れてたわ」


『鶏かお前は。つかもう良い？寝たいんだよね』ｽｯ



問題児の顔面から手を離し、体を起き上がらせる…………筈だった

ｶﾞｼｯ

ｸﾞｲｯ

『あ？』


ﾋﾟﾀｯ


腕を勢いよく引かれ、再び倒れ込んでしまう

そして顔と顔との距離が1cmに迫るまで近付けさせられる


「まぁじで覚えてねぇのか」

『だから何の話を…((ﾁｭ

『っ！！！！？？？？』


ﾄﾞｻｯ


また体制が逆に戻り覆い被される

何だろうすっごいデジャヴ

これセクハラでワンチャン訴えれるかな。あーでも未成年だしなぁ


今も続いている怒号のキスに酸欠になりながら肩を押し返すがびくともしない

流石スポーツマンね((((



『ぷはっ』

「♪」ﾍﾟﾛｯ←舌舐めずり

『はぁ……はぁ……お前……男に何のつもり？』



息も上がっていない相手は余裕そうに見下ろしてくる

ただ目は先程のように笑っていない


「確か小学…5年の時だったか？お前がどっか転校する前まで仲良くしてた男、覚えてんだろ?」


えーーーーー？
覚えてない。


ぽけ〜っとしているとため息をつかれてしまった


「はぁ…つか何で男の格好してんだよ。髪も切っちまうし」

『いやそりゃ男やからね』

「あ〜あ〜愛苦の髪綺麗で好きだったのに」

『だから誰やねんお前は』



緊張感も無くなり(最初から無いに等しい)、普通に会話し始める

ちなみにこの部屋には監視カメラが設置されているので全部絵心に丸流しである


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考えながら書いてるとなーーーんか恋愛の方向にいってしまうんだよな〜〜

いたぁ〜困った困った

by作者

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